あらすじ
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埋もれたよいデザインを掘り起こし、もう一度輝かせてリサイクルする話題のショップ「D」。好きなことを事業化するむずかしさと面白さ。新時代のリーダーの悩みと気づきがわかる本。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ナガオカケンメイさんのブログ第2集。少し大人になった(?)ナガオカさんの新たなる苦悩が正直に文章にされていて、やはり共感できます。これもものづくりの現場を目指す学生さんにぜひ読んでほしいです。
Posted by ブクログ
ナガオカケンメイというデザイナーのブログを本にしたもの。
この人はすごい。
言っていることは当たり前のことなのかもしれないけど、これを当たり前にやるっていうのはなかなかできないことだと思う。
物事の考え方が変わるっていうか、もっと深く考えるような感じ。
自分が就職してたらすごい影響されそうだけど、今でも十分影響受けます。
何事も人と人の関わり合い。
何をするにも自分の気持ちが大事なんだ。
Posted by ブクログ
「やってみたい」という気持ちはいつも本物でいたい。
本気じゃないなら、口だけで終わる。
実現させるためには、本気で「やってみたい」と強く思い、行動するのみだ。
ナガオカケンメイありがとう。
Posted by ブクログ
このひとの言葉はリアルです。正直です。いろいろな矛盾を抱えつつも前に進む力を感じます。いくら正論を言っても儲からなきゃしょうがないという意見はいかにも大人な意見に見えますが、その結果、日本には大人な売れる商品だけが残っていきました。子供のような純粋な商品は、資本主義という宗教に駆逐されていきました。なんてくだらないんだろう。僕は彼を支持します。
Posted by ブクログ
ナガオカ氏がD&DEPARTMENTという
ロングライフをコンセプトとした
自身のデザインショップ立ち上げの過程をつづった本。
自分の「やりたい」という気持ちととことん向き合って
丁寧に、ひとつずつ、つくっていく。
それが本当にすごいなあと思った。
「やりたい」をカタチにするには、
やっぱり夢見る気持ちだけじゃ全然だめで。
自分たちが目指すものをスタッフ全員できちんと共有できるように、
お店の掃除やいろいろ面倒くさいことも全部一緒に、
一人ひとりの心にきちんと向き合って、進んでいく。
だからナガオカさんの周りには、一緒に「やりたい」と
言ってくれる人がこんなにたくさん集まるのだと。
かっこいいっす。
Posted by ブクログ
いいまわしが明快でとても読みやすい。やっぱりデザインに携わる優れた人は、頭の中が整理されているなぁと感じた。まだ途中だけど、サクサク読めます。
Posted by ブクログ
デザイナーのナガオカケンメイさんの日記を元にまとめられた本。
彼が立ち上げた会社D&Departmentが成長していく様子が伺える。
単に楽しいだけの日々ではなく、
年月を経るごとに人の入れ替わりや
トップとしての葛藤みたいなものも垣間見えます。
自分も個人でやるようになり(この本を読んだのは会社員の時)
もう一度読み返してみると
また前とは違った思いで読んでいました。
デザイン関係の仕事をしている者なら
一度は読んでみてもいいのでは。
Posted by ブクログ
リユースにデザインという思想をプラスして、そのモノの価値を再発見し、実際の商業ベースで具体化していく取り組みは凄い。
その過程として、プロセスで悩み、思考し、自問し、しかし、歩み続ける姿がよい。俺もガンバロ。
Posted by ブクログ
”地場産業活性に不可欠なのは、「誰かが愛して展開している売場」があることと、「売れるものを考えられる人」と「その地域ブランドを面白いと思う地元の製造人」がいることです。”
って部分に、自分との共通点を感じた。この本を買って良かったと思えた一文である。
人それぜれに考えがあると思うが、デザインの概念ってはロングライフが必然であるのかもしれない。ものづくりするって意気込みが感じられる!!
Posted by ブクログ
この本の発売数日後、ブログではプロジェクトをやめるの発言があった。本当にやめてしまうのだろうか。確実に日本をよくする魅力的なプロジェクトなので、協力はしていないが気持ちは応援している。けど実際に彼についていくのは難しいかもしれない。
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ものを作りたかったら執着すること、ものを作ることの半分以上は人を説得すること
私たちは何でもかんでも家の中に持ち込み過ぎている(映画を見ること、写真をプリントすること・・・)
Posted by ブクログ
最初に読んだのは『ナガオカケンメイの考え方』。それが面白くって、”やりかた”の方も購入。
内容は同じで、8年間書き続けたブログを書籍化したもの。
物事の根本の部分をしっかり考えようとする姿勢がよくわかる。
デザイナーであり、経営者でありながら、ここまで自分の考えやキモチを言葉にできて伝えられる人も珍しい。
とっても表現するのが難しい、モヤモヤしたキモチも、そのモヤモヤしている感もわかるように伝えられる文章力が羨ましい。
暇な時に取り出して、パラパラ読むのに最適ですね。
結構デザイン/クリエイティブ系の人は95%は読んでたりする気が。。
Posted by ブクログ
・生きているならいろんな無茶をした方が良い。何か人生の年輪のようなものがあるとして、後に見返すと、異常に線が濃くなっていってそういえばそうだよなって思うでしょう。
・何か問題、自分の情報にない出来事が起こった際にパニックになり、人のせいにしたり会社のせいにしたりしてすぐ逃げたがる輩が多くなっているように感じます。問題が起こった時こそ、自分で処理することで貴重な経験になる。
・時間をかけてデザインをするのがプロではないと思う。「限られた時間の中で自分を出し、舞台としての現場に確実に発表していく」のが』プロだと思う。
・メールにしても人に何かを伝える時、性格が出る。「とにかく正確に伝えるだけ」の人。「自分の弱音」を少し混ぜて「なんとか救ってもらおう」とする人。そしてそんなひとつひとつの報告すら「次に行くために頑張りましょう!」という気持ちを込められる人。
・「今」を輝いている人は、「過去」の偉業を語る暇などだいんだろうなぁ。
・会社は家族ではないし、憩いの場所ではない。ひとつの目標に向かって創意工夫をしながら高度にそれを達成する。緩やかで幸せな時間はそうした仕事で得たもので、プライベートで過ごせばいい。
Posted by ブクログ
世田谷の九品仏にある「D&DEPARTMENT」というカフェが作られていく過程を中心につづったブログを、時系列に沿って並べた本。このカフェはとても好きなので、興味を持って読み始めた。
日記的に書かれたものをそのまま本にしているので、その時々のリアルタイムな状況にあわせた考え方がわかるところが面白い。人材採用ということについての考え方ひとつ取っても、表現がかなりストレートで、なかなか言いにくいことを本音で語っていることが伝わってきた。
リサイクルショップやカフェという業態に関係なく、すべての業種において共通するような、起業ということや仕事についての考え方がよくわかる言葉が多くあって、共感をするところがたくさんある本だった。
生きているなら、いろんな無茶をした方がいい。何か人生の年輪のようなものがあるとして、あとに見返すと、異常に線が濃くなっていて、そういえばそうだったよなって思うでしょう。
いろんな種類の無茶をしなくてはダメ。そう思います。仕事の無茶。部活動の無茶。上司との無茶。兄弟の無茶。親子の無茶。旅行で無茶。そして、無茶な恋。あの時はどうかしてたよという人生の無茶があって、その時間だけやたら濃くて、それを何と言い直すかというと、僕だったら「青春」と言い換える。だから、どんな年齢になっても、青春はある。青春はやって来るものではなくて、自分で無茶をしていなくては味わえない。そう思います。(p.87)
若いスタッフの姿を見ると、いつも思い出す言葉があります。安藤忠雄さんの言葉です。「僕らは、建築を作らせてもらえる時期がある」と。これは、年齢のことを言っている。(p.121)
「ものを作りたかったら、執着しろよ。相手がいるんだから、半端じゃダメなんだよ。作りたい!って言わなくちゃ、俺、作りたいんだよ」。ものを作ることの中には、「人を説得する」ということがその大半を占めていると思うのです。だからこそ、こちらの「やりたい気持ち」は半端に伝えちゃいけない。(p.149)
多くの学生さんが履歴書を送ってくれます。
「D&DEPARTMENT」で働きたいと言ってくれます。
履歴書の中には、何枚もの熱烈な手紙が添えられています。
しかし、2つの傾向があります。
ひとつは、そういう人に限って働いても続かないという事実。
もうひとつは、そんなにまで思っているのに、一次選考で落ちたくらいで何の連絡もしてこない。
ここにも思うのです。
手紙に書かれた「やってみたい」は本物なのだろうかと。
僕は「やってみたい」を大切にする人が好きです。
そして、「やってみたい」という純粋な思いさえあれば、どんなものにも勝てる。
そして、そう思って始まったことやできあがったものは、
いつまでも大切にされるし、みんなが関心をもってくれる。(p.385)
Posted by ブクログ
言うまでもなく私のリスペクトしているナガオカ氏の著書。
ナガオカイズムがぎっしり詰まってます。
長年続けてらっしゃるブログから抜粋されたものみたいですね。
活動されている写真やスタッフの何気ない一面なども見れて
大満足の一冊です。私はこれを読むと元気になります。 ヤマ
Posted by ブクログ
ブログ本。
でもでもざらついた紙をめくる質感や表紙の特別感は本でしか味わえません。
時系列でまとめられたナガオカさんの気付きを読んで、自分の何気なくしている行動に足りなかった物に気付く。
Posted by ブクログ
頑なでときに偏ってて、共感できない部分もあるんだけど、この考えの力強さは学びたいと思いました。デザインの世界でもどこでも、いろんなところで人は戦ってるんだね。
Posted by ブクログ
続編も装丁は文平銀座、紙はコットンライフ。当然かっこよい。 今回もみんなに喜ばれるだけのやさしい事は一切言わないのだ。作り出すことの厳しさをヒシヒシと感じます。