あらすじ
人に合わせて生きれば孤独から逃れられない!
同調圧力が強い日本で、本音を言える場所がないという人が増えている。自分を偽り周囲に合わせて生きる人生では、どんなに人に囲まれていても「さびしさ」は消えない。
自分を信じ、合わないものは合わないと覚悟を決め、孤独でも楽しい人生を送るための珠玉のヒント集。
孤独でも幸せに生きている人の共通項はーー
・自分を偽らなくてはならないような団体には属さない
・自分の好きなことができている
・本音を言える場所を持っている
・必要なら他人に助けを求めることができる
・孤独なのは自分だけではないと知っている
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
子どもは他人より上に立って優位に立ちたいという思いが必ずある。
その気持ちは、外では出さずに家でならいくらだって出していいと伝えてあげたい。少し遅いかもしれないけど、遅すぎることは決してないと思うから。
なんでも言える相手を「自己対象」というらしい。
子どもたちの自己対象でいられるよう、私の成長の場でもある。
友達とうまく付き合うとは、
同じことに笑い友達に共感することではない。
意見が違ってもそれを認めあえること。
自分の秘密を打ち明けてそれを受け入れてもらえること。
話をしていると心が落ち着く人、
ウマがあうひと、
一緒にいて元気になれる人。
子どもは決してみんなと一緒じゃなくてもいい。
これだけは負けない、というものを探すこと。
それも必死で。
”打たれ強い人というのは、打たれても平気な人ではない。
打たれた時に誰かに頼れる人のことだ。”
Posted by ブクログ
常々寂しい。自分と同じ境遇の人と話したい。でも身近にいない。寂しい。
寂しさの正体はわからなかったが、ウィズコロナのように寂しさを抱えてどう生きるかを考えて長い目で人生を見てほしいという作者からのメッセージは伝わった。
・心の中で思うのは自由
・友達はたくさんいらない
・辛かったら人に頼る
・世の中には変えられないものもある。人見知りの性格とか。無理に変えず自分と向き合う。
・打たれ強い人とは辛い時に人に打ち明けれる人
Posted by ブクログ
同調圧力が強い日本では、なかなか本音を言える場がない。周囲に合わせているのは楽なこともあるけれど、「さびしさ」は消えない。青山美智子作「リカバリー・カバヒコ」の中のママ友と馴染めないアパレル店員の話を思い出しました。
また、この本の中で子どもと親の接し方のくだりがありまます。もし子どもが人を見下したり馬鹿にした時どのような態度をとるべきか。「人には建前と本音がある」ということを教えるべきとあります。親がそれを咎めてしまえば本音を吐き出す場がなくなってしまう。道徳的には注意すべきことでもまずは自己愛を承認することが大切とあります。
ちなみにこの本は中高生対象の本ですが、親である私にも参考になりました。