あらすじ
「俺は今後できるだけ庭でウンコする」
サバイバル登山家と型にはまらぬ家族たちが都会の片隅で狩る・飼う・捌く!
いきなり野糞宣言する父、大ネズミの唐揚げを作る母、長男は受験失敗、次男のニート化、可愛いニワトリを絞める末娘……服部家の行く末は?
日常の悩みを撃ち落とす爆笑繁殖エッセイ
〈巻末付録〉角幡唯介との対談「探検家の家族はつらいよ!?」
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
冒険物、探検物の本が好きでありながらこの著者の本はこれが初めて。
twitter等で犬のナツとの暮らしや冒険を目にしていて気にはなっていたものの、なぜか今まで本の方は機会がなかった。なお、ナツ自体はこの本にはほんの少ししか登場しない。
伴侶である小雪さんとの出会いと結婚に至るまでの話から始まり、コロナ禍での3人の子どもたちとの暮らしまで、まさしく赤裸々とという言葉がふさわしいほどに時に面白おかしく、時にちょっと生々しく描かれている。
また一人、好きな作家が増えた。
Posted by ブクログ
エアコンや生き物に対しての考え方、書いてあること全てに共感。
翻って、人は誰でも幼少期、親の支配下においての刷り込みからはなかなか抜け出せないことが赤裸々に書かれていて、「サバイバル登山家」を標榜をしている人でもなかなかその価値観から解脱できないということがわかった。それなのに新しい生活様式とでもいうべきスタイルを実現していく行動力が凄い。
Posted by ブクログ
狂気的なアウトドア精神がめちゃくちゃ面白い。
エッセイ本は個人的に好きなジャンルではないが、本作は笑いあり学びありの充実した内容。
頭の中にこべりついた当たり前がどんどん塗り変わっていく感覚。視野が広まった。
Posted by ブクログ
さすが野生に生きる人の感性や考え方は違うなあと思った。序盤の方の嫁ピンとくる論争、走ることの「自由」、家庭内方針なんかは結構同意できたが、その他の点がやっぱりよく分からない。いや、分かってもらおうと思って書いているつもりはないだろうが。笑