あらすじ
きらびやかな舞台と国民の熱狂の陰に巣くった五輪利権、そして新たに発覚した談合事件。2022年度新聞協会賞を受賞したスクープに至る潜行取材の舞台裏、事件の経過、法廷での動きをフォローし、事件の背景にある構造を大幅に加筆したドキュメント。あらかじめ裏切られた「黒い祭典」の演出者は誰だったか。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
この手のニュースをモノにするのは並大抵のことではありません。さらりと書かれているかのよう感じるかもしれませんが、汗を流し、地べたをはいつくばっていろいろな関係者にアタックし、時には門前払いもされながら、寝る間も惜しんで取材した記者の皆さんの息づかいが聞こえてくるようでした。同業者として頭が下がります。新聞記者志望の方にオススメの1冊です。
Posted by ブクログ
最初からケチがついた東京五輪。
なぜ別に国立競技場を作らなくても、復興五輪じゃなくても、よかったのでは。それに暑さ対策でマラソンが札幌になったり…そんなのわかりきってた事と言いたい。思うに検察の本命は森喜朗だったのでは?それにしても高橋は兄弟で、アホとしか言いようがないな。
Posted by ブクログ
読売新聞のチームによるAOKIルートを中心とした報道スクープの裏側。元電通のフィクサーが、スポーツマーケティングの寡占状態/行政の専門家不在を梃子に収奪している。