【感想・ネタバレ】セーラー服と重戦車 2のレビュー

あらすじ

関東最強の戦車乗りを目指す野良中戦車同好会の仲間たち。クリスマス、バレンタインに夏合宿、スクールライフに熱い戦車の彩りを。戦車も恋もガチでやる!! ネオミリタリーラブコメ前進!!

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Posted by ブクログ

「戦車に恋に女子中学生はまっしぐら!!」 およそ常識を持った人間ならば想像もしないようなコピーがついているこのマンガ、十分バカマンガ(いい意味で)なのは承知していたはずだ。はずなんだが、それでもバレンタイン大作戦の回のどうしようもないバカさ加減(いい意味)には圧倒させられた。
嗚呼、人の愚かしさよ。この世には敗北するための戦争というものがあるのだ。……こう書くとなんだかまともな話みたいだ。

ボブカットの男子というのはどうも今ひとつ良さがわからないところがあるのだが、それでもなおタマがこのマンガの黒一点としてちゃんと魅力的になってきているのはいいことだ。男を見せる一方、メチャいじられまくる(笑い的にも性的な意味でも)のもまた良し。女性陣の多い(というか女性しかいない)マンガではこれも立派な男の仕事である。
それにしてもサザエ効果で4月に戻り、ナサが加入した途端にパイパーの存在感が瞬時に無くなる様は、なんだか4月クールを一周して新シーズンに入ったアニメとか、なんかそんな感じだな。

こないだまで小6だったナサの乳首券を発行して悪びれるところのないところはさすがはチャンピオン系誌だ。
もっともかのん他、主要中2メンバーのスタイルを見るに、これイメージ的には野良中自体が高校として描かれてたようにも見える。あ、もちろん部の勧誘とかその辺の描写もふくめて。掲載誌に配慮して年齢を引き下げてあるんじゃないのかなあ。「登場人物は全員18歳以上です」の逆版だ。もしそうだとすればすさまじい反逆といえるだろう。

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2009年10月04日

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