【感想・ネタバレ】罪深いプリンセスのレビュー

ジェニー・ルーカス / 日高七緒

【最終ページにあとがきが付いて再登場！作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】「新国王となった甥が誘拐されたの。救えるのは、闇の世界に通じているあなたしかいないわ」地中海の小国サン・ピエドロの王女イザベルはプライドを捨て、かつての恋人である実業家パオロに頭を下げた。世界中のマスコミが注目する美しき王女の初恋は10年前、身分違いゆえに別れさせられた。国のため、貴族との結婚を目前に控えた身でありながら、今でも彼を忘れられないイザベル。それなのに救出の見返りに、彼が要求したのは、一夜かぎりの愛人契約で…!?

[G · ★★★☆☆]

ハーレクインらしい。

ページ数が限られているせいか、展開が早い。
10年も別れていた2人はプリンセス(元カノ)の甥を助けるために富豪になった元カレに懇願しに行くけれど。

それにしても勇気があるよなぁ。
自分からヒドい振り方をして元カレにお願いしに行くなんて。しかも突然に。

プリンセスも政略結婚が迫っているから焦ってるようだけど、元カレも元からイケメンだったからモテてただろうし、この10年間でもゴシップ誌の常連だったか普通だったら会いたくもないだろうけれどとにかくプリンセスはそれだけ元カレを好きだったんだろうなぁ。

それにしてもプリンセスの母親が元凶で2人は別れたのに、いくら女王だと言ってもヒドい！。
そして10年も放っておくなんてね。モテ彼だから結婚してなくても同棲とか常に横には女が居たりとか思わなかったのかな。

まぁ、プリンセスだからね～。