【感想・ネタバレ】1話10分 感動文庫のレビュー

あらすじ

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ここは、とある町のはずれにあるちょっと不思議な古本屋。
あなたが読みたいと思う本が、きっと見つかります──。

1話10分で完結するアンソロジーシリーズ第二弾!
涙あふれる「感動」のお話を集めました。

・お母さんのクローゼットの奥で見つけたのは、紫色の小さな箱。
はるか遠くで引っかかる小さな記憶。その箱を開けたときに──?
・六年生になる春休み、ママを交通事故で亡くした親友の芹奈。
必死に“ふつう”であろうとするその姿に……。
・すべての天候がAIで管理されるようになった時代。
突然の雨が織りなす、心あたたまるストーリー。

1話10分で完結するから、朝読書やちょっとしたすきま時間に最適!
小学3年以上の漢字にはふりがなつき。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

文庫シリーズの2作品目だが、正直、「感動」文庫というよりも「SF」文庫と言った方が相応しいかもしれない。「新しい旅」「突然の雨にご用心」「あの横顔を追いかけて」は近未来の話と、時代逆行だ。「紫の小箱」は最後、母親との和解があれば感動できたかもしれないが、それがなかった。「しゃこしゃこ踊りの約束」「みつあみ」「よっていっきゃんせ」は死別がテーマになっていて、そこから立ち直るというストーリーだが、「しゃこしゃこ踊りの約束」「よっていっきゃんせ」は地方の言葉や風俗がイキイキと描かれている。「あの横顔を追いかけては」少々わかりづらかったが、繊細な文体に静かな風景を感じた。「冒険をはじめる朝」は表現に配慮してなのか内容がよくわからなかった。最後の「八月のヘルメスたちへ」はよくある青春ストーリーだ。小学生低学年が読むなら、いい読み物かもしれない。

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2024年03月27日

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