【感想・ネタバレ】ナマコは平気！ 目・耳・脳がなくてもね！のレビュー

一橋和義

ないないづくしのしぶとい生きざま！

海の底にぼってりと横たわるナマコ。馴染みはあるけれど、あれが何かと聞かれれば、「……何だろう？」となってしまう人も多いのではないだろうか。

本書では、そんな謎多きナマコを物語＋解説のかたちで徹底解剖。ナマコには目も耳も心臓も脳もないが、海の底でひっそりと、りっぱに生きている。ナマコの摩訶不思議な生きざまは、いままでの私たちの考え方を超えた視点を示してくれる。せわしない現代人に贈りたい科学読み物。

★カラー口絵8ページ！本文64ページカラー！

[ブクログ · ★★★★☆]

ちょいストーリー要らんな　ナマコ擬人化したお話が合間合間に挟まれてて、行こうの研究やデータ元にした解説で同じ用語2度聞かされる仕様になってる。ページが勿体ないー全く海洋生物に興味ない人は初めから読まないだろうから、この小話いる？？って、突っ込みながら読んでしまった。兎に角ナマコ侮れないこと思い知る情報量。興味が湧きます。