【感想・ネタバレ】恣意性の哲学のレビュー

あらすじ

なぜ、人は自分勝手にふるまってしまうのか?
才気溢れるのに、愚かなことをしでかす生き物「人間」。その本質を成す「恣意性」の淵源に、市井の哲学者が迫る!

通り魔。クレーム魔。はき違えた「自由」。戦争。
世の中で「やりたいようにふるまう」「己の思うままに行動する」ことが横行している。
社会的な生物であると同時に、「個」でもある「人間」という存在。
個が好き勝手に生きることで、社会には軋轢が生じ、集団のストレスが増していく。
「恣意的」であるとはどういう状態か。どこまでが許され、何が問題となるのか。
著者は、ソシュールやプラトン、デカルト、ハイデッガーといった哲学者・社会学者の著作に立ち返り、哲学的な視点から現代の「個と社会」の在り方について考察する。
才気溢れるのに、愚かなことをしでかす生き物――わがままで「恣意性」に満ちた生き物「人間」の本質にせまる一書。若い世代に向けて、現代的な視座に立った「生きた哲学」の入門書の登場だ。

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Posted by ブクログ

恣意性について哲学者が書いた一冊。

今は自己主張が強い人がはびこる世の中だが、それについて考えせられた。

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2025年11月15日

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