あらすじ
元伯爵令嬢で魔法使いのステラは、罠に嵌められて失職寸前。そんな彼女の前に現れたのは、以前自分を振った公爵ジュリオだった。「身も心も捧げるというのなら、助けてあげようか」そう愛人契約を持ちかけられ、背に腹は代えられないと契約を受け入れたステラ。しかし――「君のその不健康そうな身体、まったく好みじゃないんだ」ジュリオはなぜかステラの健康管理をはじめて!? 警戒心MAXなステラは彼の真意を探ろうとするが、過保護にされたり意地悪にキスされたりと、翻弄されっぱなし。だがそんな間にも、ステラを狙う不穏な動きが……!? WEBで人気のこじらせ溺愛ファンタジー、書き下ろしも収録して書籍化!!!
※こちらの作品は通常版とサイン版がございます。本編の内容は同一ですので重複購入にご注意ください。
感情タグBEST3
ステラは目標持って仕事とか研究に勤しんでるところは良いけど、あまりに自分のことを適当にし過ぎてる感じで、ジュリオが心配するのも納得。ジュリオの方は言いたくないこと言わないためにステラを傷つけても大丈夫とか思ってたのはひどいなと思ったり。色々な事件が起きたり疑心暗鬼になったりしつつも、徐々に距離を縮める2人の関係が良かった。
匿名
不健康
私がTLを読みすぎているせいか、すべてが予定調和って感じのお話で、可もなく不可もなく思った通りの結末を迎え、読み終わったらすべてが遠いです。
Posted by ブクログ
まあ二人とも拗らせきっていて結ばれるまでに随分ヤキモキする羽目に。
特にジュリオが序盤で評価を最低値まで落としきってるし、途中も評価を上げては落とし、上げては落としの繰り返し。
要は信用しきれない。
何か理由があってあんな最低な態度を取っていたのは読んでいて察することはできても、ステラを傷つけたことは事実で。
それで何を言い訳しても今更という感じがどうしても否めない。
これでどうにかなるのかと思っていたら、ステラの気持ちが(信用できないとしながらも)一途だったので、どうにかなりました。
まあ彼女の場合は、初恋の兄以外に降りかかるものが多すぎて、そちらの対応も大変だったし。
才能ある平民ってだけで、何であそこまで追い込まれなければいけないのか。
容赦のない世界である、ここは。