【感想・ネタバレ】ちぎれた鎖と光の切れ端のレビュー

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第一部は犯人すぐわかるし退屈。第二部で急に面白くなる。ゴミ収集車を巧みに運転する真莉愛ちゃんがよいキャラだった。闇の心理描写もいい。

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2024年06月09日

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先輩の復讐で6人を殺そうと徒島に来た。樋籐清嗣が連続殺人事件に巻き込まれその事件後新たな事件、続きのような事件が起きた。だがこの事件のきっかけは兄弟を思う兄の話であった。最後真相が分かった時辛くも暖かくなりました

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2024年03月20日

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パニックサスペンスで終わると思ってたらそこを丸々下敷きにした全然違う第二部が始まってびっくり!
第一部は無茶なとこ多い(そもそも全殺しする動機として同室の先輩ってだけなのは……被害者の顔潰したから服違うけどみんな見間違えた☆はなめてるし薬物で集団リンチっていうのも不自然)けどそして誰もいなくなったを踏襲したクローズドサークルで楽しかった。
なんで第二部も舌を?と思ったのがうまく解き明かされてよかった。しっかり文量あって結構長く楽しめてお得だった。
ラストいい感じにまとめるにはたくさん死に過ぎで難しいのでは?というのと突然の樋藤の目覚め、大団円感のあるラストシーンに引っかかりつつ、まあ生きてる人は生きてかないといけないからな、と無理くり納得。本筋じゃないところで引っかかるのが嫌なので如子が読みづらくて郁子だったらよかった(男尊女卑を押し付けられて女ってだけでつけられた名前を表現してたのかもしれないけど)。

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2024年05月27日

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『此の世の果ての殺人』に続く2作目。とはいえ、前作とは全く関係ない話だけど。今回の真莉愛と如子のペアは続編が出てもいい気がする。九州の男尊女卑的な考えに苦しんだ者同士、いいコンビだった。瀬名ちゃんも素敵だった。今回も何人殺すのよってくらい殺される。前半は面白かったけど、後半はいくらなんでもこんなことで殺すかね、って感じ。特に3番目のおばあちゃんをバラバラにした意味が分からん。真莉愛に発見させるためだけに、そこまでの労力を?でもこういう何かが欠けてる人がいるのも現実な気がする。怖いわー。

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2024年04月25日

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前後編仕立ての作品。前作に比べて格段に面白くなっていました。
最後はハッピーエンドにすぎる気がしますが、読後感はいいです。

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2024年04月07日

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旅行中に仇6人を殺すと決意し、無人島に乗り込んだ樋藤清嗣。しかし何故か自分以外の手によって、次々と仇が殺されていく…。一体誰が?何のために?というだけでも面白いんだが、なんとこれが前半でしかない、というのがすごいところ。
後半、一見繋がりが見えないところから話が始まり、やがて細い糸はどんどん絡み合い、最後に明かされるのは…という二段階仕立てのミステリ。
面白い!前半だけでも面白かったし、さらに上乗せで楽しませてくれるという贅沢な一冊。
ただ登場人物の気持ちは理解し難いものも多いだが…。真っ直ぐも度を超すと怖いよ。

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2024年03月13日

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事件を描く前編と、その後と事件の裏側を描く後編の2部構成。
正直なところ、前編はあまりに簡単に人が死んでいく展開についていけないと思ってしまったが、後編を読んで作品の印象は大幅に変わった。

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2024年06月01日

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二部仕立て。
孤島に渡った7人のグループと管理人。グループの一人、樋藤清嗣は残りの6人を殺害するつもりだったが、自分が手を下す前に、次々と殺されてしまう。

第一部では孤島での出来事(樋藤の事情)、第二部ではその後の出来事(真犯人の事情)が語られる。

どちらも、それでそこまでやるかという気がして、加害者側の狂気が怖い。そこには被害者の気持ちが反映されておらず、独りよがりの論理だからだ。一方、加害者はいつまでも許されないのかという問題もある。溜飲を下げるためだけに石を投げる無関係の第三者は論外だが、反省した人間の立ち直りを許容できない社会は息苦しい。

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2024年04月22日

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アガサクリスティ超絶リスペクト作品❔

一部やけに早く人殺されるな〜犯人わかりやすすぎだろと少し拍子抜けしていたけれど、二部との繋がりが面白かった。
二部読んでる時、関係性のある一部の事件の殺害方法と登場人物がわからなくなって読み返さならなかったのは少しめんどくさかった。(分厚いので)

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2024年04月14日

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ライトクリスティー。んー、割と楽しく読めました。
読む前にどんでん返しがあるって知ったんですが、期待値が高過ぎたせいかそんなにどんでん返しがなかった。後半は特になかった。
やや殺人に至る動機が弱い感じもする(九条の殺人動機はわかる。)けど、ヒューマンドラマ的な展開は、ミステリーというよりもゾンビ映画を見てるよう。
舌を切断することでシリアルキラー味が出るのが肝心なんだけど、鋭利な刃物がない状態で舌をちぎるのはかなり至難の業だと思うし、そこにかける労力が動機と見合わない。
前半部は、1人ずつ殺さずに一気に6人毒殺してからあとで死体を海に捨てて隠蔽するなり腐敗を進める工作をするなりできたんじゃないかなぁ。
後半部の等身大の女性刑事は好感度高い。男社会でバリバリやる女性は、決してスーパーウーマンではなく職業意識の高い人間だと思う。令和の価値観が心地いい。

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2024年03月09日

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