あらすじ
県境を越えたら、そこは別世界――。外から見えない意外な県民事情を総まくりする一冊。令和の世でも、いまだ“見えない壁”として存在する、その県ならではの裏事情とは? 文化、風物、嗜好、気質…など、従来の“県民性本”とはひと味違うネタが満載です。
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Posted by ブクログ
47の都道府県には、それぞれ固有の「県民性」が存在するようで、地域が違うと暮らし方や考え方も違うことを知るのも面白い。
土地によっての風習はあるだろう、それに付随するのかもしれないが、言い伝えや方言もある。
この書ではそんなに堅苦しくなく、あっそうなんだ〜というちょっとした驚きを感じる。
第1部 そういう「県民の壁」があったんだ!
①食の壁
愛知県にとって喫茶店が持つ意味は?
中小企業が多く、自社に応接室を設けるより近くの喫茶店を利用すれば、安上がりですむ。
②好みの壁
北海道では殺虫剤があまり売れないワケは、寒いから。
和歌山県で売れる服は、礼服とジャンパー。
③体質・気質の壁
秋田美人を裏づけるデータ。
神戸っ子に方向音痴が多い
④しきたり・文化の壁
北海道の結婚式は会費制
茨城県の七五三は盛大
⑤暮らし方・働き方の壁
京都人があまり引っ越ししないワケ
徳島県のお医者さんの人数をめぐるふしぎな話
第2部 「県民キャラ」は裏から見るとおもしろい
一部を抜粋したが、なかなか興味深い話もある。
ちょっとした合間に読むのには良い。