あらすじ
渋谷の書店で働く美冬は、仕事の帰り道でサッカーの試合中継で盛り上がる群衆に巻き込まれていた。酔っ払いに絡まれたりと最悪な状況に困っているところを警部補である羽犬塚さんに助けられる。半年前電車で痴漢されたときに助けてくれた彼と同一人物だった。翌日、書店の仕事をしながら羽犬塚さんにお礼をしたいと漠然と考えてみるものの手がかりが少なく、不安要素もあり悩んでいると書店に訪れていた羽犬塚さんに偶然声をかけられ……。「よければ……食事とかどうですか」 急な提案に戸惑いつつも彼からのお誘いが嬉しくて、二人で食事に行くことに――!?
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匿名
体格差40センチ以上の二人
１回目は電車で痴漢の被害に遭った時、2回目はサッカー(多分W杯戦)の観戦後、日本の勝利で興奮状態の男性達に絡まれて怖い思いをしている時にヒーローに助けられたヒロイン。ちゃんとお礼がしたいと思っていたタイミングで、ヒロインの職場である書店にヒーローが訪ねてきて再会。ヒーローから交際を申し込まれ付き合うように。
とにかくヒーローがヒロインを好きで好きでが伝わってきて、安心して読めました。
当て馬のヒーローの同僚女が出て来ますが、きっちり拒絶。最後ちょっとハラハラさせたけど、とにかくヒーローがヒロイン一筋です。
ヒーローSideで、ヒロインとは電車で痴漢されている所を助けたのが最初の出会いではなく、実は中学生の頃、図書館でわすがな期間交流があり、ヒーローにとって、ヒロインは初恋だったそう。
この時のエピソードが素敵です！ちなみにヒロインは当時、成長期前で背も低く声もまだ高かったヒーローをボーイッシュな女の子と思っていたようで気が付いていません。
内容には概ね満足なんだけど、再開までの１５年、ヒーローはそれなりに恋愛を経験しているのに、ヒロインはウブを強調する為か恋愛経験がないという設定でした。何だかヒーローばかりズルいとか思っちゃうんですよね笑
ヒロインにも少ないなりに恋愛経験がある設定にして欲しかったかなぁと。それで☆を一つ減らしました。
