あらすじ
急激な円高、アメリカの財政赤字、ユーロ経済の崩壊危機、過熱する中国の不動産バブルなど、こうした経済の動きの本質を理解するには、金融の知識が不可欠である。これらは、難しいと思われがちだが、個々のコンセプトは決して難解ではない。デリバティブすら、その本質は常識的な知識で分かる内容である。本書では、厳選した金融の基礎知識100を紹介する。金融の役割や金融機関の社会的な意味、また、個々の金融商品の特徴にも触れながら、世の中で起きていることを、金融的に理解するために必要なコンセプトをしっかりと網羅。カオス化するグローバル経済の先を読むために、役立つこと間違いなし。
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Posted by ブクログ
基本的な金融商品の解説書だね。
なんでこういう商品が存在するのか。
メリット・デメリットが簡潔。
1回読んだだけでは、どうせ忘れるだろうから
もう1回読もうと思える一冊でした。
Posted by ブクログ
多くの著書をもつ金融アナリストによる金融の基礎解説本。
お金とは?銀行とは?金利とは?といったほんとに基本的なところから、国債、債券、株式、為替、証券化、デリバティブ、投資信託といった比較的な高度な内容まで。1テーマ1ページのコンパクトな構成で書き綴っていく。
複雑な内容の各テーマを1ページにまとめるのは非常に難しいハズだが、なかなか分かり易く読めるのは有り難い。
個人的には誠にタメになった一冊でした。日経の金融欄を読んでも、イマイチ意味が分からないようなキーワード(典型的なのはCDSとかの3文字言葉ね。)に対する理解が網羅的に身についたと思う。
例えばなんとなく読み飛ばしてると思うけどデリバティブの意味って皆さんちゃんと知ってますか?
本自体も新書で200ページくらいでさっと読めちゃいます。お勧めです。
Posted by ブクログ
金融リテラシーを高めるための本。
生活に付随する項目は前半にまとめられていて、お金の流れや金利についてわかりやすく書かれている。
後半はビジネス寄り、結構専門的になるので難しいと感じる箇所が多い。
金融のことまったく知らないという人にとって、前半を読むだけでも価値あり。ニュースも違う視点で見られるようになる。
Posted by ブクログ
金融の知識も必要かなと読んでみる。
自分は全体の2/3ぐらいまで理解できたレベル。
後ろの方の章は、ちと難しいな。
100の用語について解説されており、体系的に学ぶと言うよりは、リファレンス本のような内容でした。
深く突っ込まずに概念的な説明で、どういうものか理解させようとしてくれます。よく聞くけどよく理解できていないような用語を知りたい場合には良いんじゃないかな。