あらすじ
この結婚も、なにもかも、全部私の復讐のため――。
家族から冷遇され、孤独な日々を送る舞は、唯一自分を愛してくれる恋人・幸也との逃避行を夢見る日々だった。
しかしある日、お見合い結婚を拒否した姉の代わりに、十河グループの御曹司と顔合わせをすることになってしまう。
「私には幸也がいるのに――」必死に抵抗しようとする舞だったが、肝心の幸也にも他の女の影が見えて――。
絶望する舞に手を差し伸べたのは、意外な人物で…!?
感情タグBEST3
ムカムカする
すごい時代錯誤な家。読んでて腹立ってくる。
母親へりくだり過ぎでしょ。そんな態度だから祖父母も夫もつけ上がるし子供もワガママになるんじゃない?
主人公の次女も、もう成人して働いてんだから、計画進めるより、さっさと家を出ればいいのに。本人の同意を得ない見合いなんてすっぽかして知らん顔してればいいのさ。
匿名
本当の目的とは
幸せを夢見ていた舞の結婚の目的が次第に変化していくところをみると、いわばある種のホラー感も味わえて、背筋がゾクゾクしてきますね。まるで人の恨みを買うと後々大変なことになるという教訓が、ひとつのストーリーの形をもって、鮮明に描かれているように感じました。
復讐。
復讐のための結婚。あいては家族と勤めていた会社のもろもろ(元カレも含む)と、コマにされる夫かな。
さいごにスカッとするのか、虚しくなるのか。一番反乱をするべきは母親だと思うのだけれどね