あらすじ
ドラマスタイリスト・西ゆり子の「服」と「生き方」
70代の現役スタイリストとして活躍する西ゆり子、初のフォトエッセイ。
幼いころから今に至るまでの服へのこだわりや、服を選ぶときの考え方、人生の喜びや悲しみとともにあった服のことなど、「服」と「生き方」にフォーカスした44篇を収録。
※このコンテンツはカラーページを含んでおります、カラー表示できる端末でご覧下さい。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
私が大人になった頃、既に「スタイリスト」という職業は世の中に定着していた。しかしながら、先駆者の西さんのことは存じ上げておらず、YouTubeの動画を観て興味を持ち、著書を読んでみた。動画の中では、西さんがおしゃれ指南で手厳しいことを言う時もあるのだが、常に上品な言葉遣いで相手を尊重している姿勢に惹かれた…というのもある。
洋服好きな母親の下で育ったものの、大人になってからはなんだかお洒落の軸が定まらないまま、歳を重ねてきて、さてこの先どうしよう…と思っていたところへ、「あなたの味方になってくれる服を着て」「10年後の自分がこうなりたい、というイメージを持って服を選ぼう」など、刺さるワードをいくつも得ることができた。この先も、時折読み返したくなる一冊。