あらすじ
中堅ピン芸人・TAIGA、47歳。
R-1決勝進出、オードリーの番組出演、アメトーーク!出演……チャンスはいくつかあったはずだが、ブレイクには至らず、仕事の空き時間にはウーバーイーツの配達がまだまだやめられない。
そんなTAIGAが“売れていない”にもかかわらず書き始め、ワニブックスニュースクランチで足掛け2年間連載していた自伝がついに書籍化!
若き日のオードリー、ぺこぱ、カズレーザーたちとの下積みエピソードには共感と感涙必至だ。
書籍化では、オードリー・若林正恭&春日俊彰とのスペシャル鼎談がついに実現!
若き日のなんでもない思い出を笑顔で語り合いながら、TAIGAの魅力を掘り下げる。
さらには、カズレーザー、納言・薄幸、バイク川崎バイク、ヒコロヒー、ぺこぱ、モグライダーといった人気芸人がTAIGAのために書いた手紙も特別収録!
TAIGAの魅力が、さまざまな角度から立体的に!
多くの人気芸人からの信頼を得るTAIGAの、リアルが詰まったドキュメンタリーエッセイ完成!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
2021年のアメトーークの『40歳過ぎてバイトやめられない芸人』からオードリーやぺこぱの助力もあり少しずつメディア露出が増えてきた著者。とはいえタイトルが自らツッコんでいるように自伝を出すほどにはまだブレイクしていないw本書には「売れてなくても幸せ」な半生が綴られているが、著者のスタンスは「俺はこのまま売れなくてもいいんだ」ではないのが面白い。もはや仕事の成功と幸福度が必ずしも連動しなくなった時代ではあるが、それでもここまで金が無い話を聞かされると時代に逆らってるのか順応してるのか読んでる内によく分からなくなってくるwでも間違いなく人に恵まれた良い人生だとは思う。メッセージを寄せてくれた後輩芸人の顔ぶれも豪華。カズレーザーのオチが出色。