あらすじ
魔女という存在が恐れられていた時代。兄妹として育てられた少年レーレと少女ユユは、故郷を飛び出し旅をしていた。「わたしの言うことはぜんぶ聞きなさい!」勝ち気なユユに振り回されつつも、心のどこかで小さな幸せを感じていたレーレ。そんな旅の途中、拾った金の指輪が原因でユユはとある疑いをかけられてしまう。しかし、これは二人が巻き込まれる大きな嵐の小さなはじまりにすぎなかった……。『薔薇のマリア』(角川スニーカー文庫)の著者が描く、儚くも強い愛と絆の物語。―――「ユユがいないと意味がない。絶対、助けるから」―――
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Posted by ブクログ
互いに互いを一として生きていく義兄弟の話。なんだろう、捕われたユユの怒りや屈辱があまり伝わってこなかった。イラストのこれじゃない感が強かったけど、理由が分かった。配色と微妙なセンスが「空の軌跡」っぽい。
Posted by ブクログ
十文字先生の文にしては優しい文です。紫木蓮的難易度としては
いつも心に剣を<薔薇のマリア<ANGEL+DIVE
ですね。
内容としては完全に導入。本一冊を使ってプロローグを描いたのかも知れません。
話は面白くなるのかな? ってところで終わっているのでちょっと消化不良感は否めません。よって好みも分かれるでしょうね。
あと挿絵がちょっと好みじゃないのが減点要因ですね。絵が平たい。臨場感が無い。背景が書き込んでいない。しかも、表紙でユユが剣を持っているあたり内容に沿ってない。いかにも売れてる作家と売り出し中の絵師を組ませた感があって嫌と感じました。まあ、絵師さんに関してはこれからが重要なんでしょうね。