あらすじ
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夜中に聞こえる「ごとん」という音、床のきしみ、そしてただならぬ部屋の冷たさ……。幽霊は、世界各地に伝説や心霊スポットを生み出してきました。また映画や小説、ゲームといった創作物の題材としても多く取り上げられています。本書はそんな幽霊たちの歴史とそれに関連した文化をイラストで解説。私たちを惹きつけてやまない幽霊の「恐ろしい」魅力が詰まった、ホラー文化の入門書としておすすめの一冊です。死後の世界、歴史に残る怪奇事件、有名な心霊スポット、幽霊信仰によるイカサマとそれを暴こうとする懐疑主義者たち……。最古の心霊現象や、現代ならではのデジタルな幽霊なども紹介。味わい深いポップなイラストと著者の軽快な語り口とともに、幽霊の世界に一歩足を踏み入れてみませんか?
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Posted by ブクログ
世界のゴーストやオカルトの歴史をイラストで学ぶ本。コンパクトな本ですが情報量が多く楽しいです。巻末にはゴーストの古典や名著も紹介されています。「ゼルダの伝説ムジュラの仮面」を基にした怪談は初めて知りました。オカルトやゴーストが好きな方におすすめ。
Posted by ブクログ
まずイラスト自体が好み。イラストで見るとタイトルにある通り、膨大な量のイラストは特徴をうまく抽象化して捉え、遊び心がありイラストを見ているだけでも楽しめる。参考文献まで一点ずつイラスト化してる著者の緻密さは圧巻。
そしてこの本の構成。時系列とカテゴリーの切り取り方もよく、専門書として十分通用する知識を得られる。それをイラストを駆使して分かりやすく楽しみながらまとめられてるこの本は価値ある一冊。この著者の他の作品に広げてみたり、書籍以外の仕事も見てみたいと思えた。
Posted by ブクログ
知らないから恐ろしいのではと思っててにとった本。予想通り、科学者の見解が載っていたり、イラストが可愛いので、ビビリの怖いもの見たさにはちょうどよかった。
Posted by ブクログ
おばけ、幽霊、そんな感じのものの歴史
元になっている画像は恐ろしいものも多いのだろうが、スッキリしたイラストなので軽く読める
映画や小説、その元ネタになった伝説などを軽く知りたいときにはちょうどいい
Posted by ブクログ
ゴーストの歴史とタイトルにあるが、内容的には歴史というより古今東西の幽霊に纏わるミニ百科事典といった感じ。洒落たイラストと完結なテキストで通して読むというより手近に置いてふとした時にパラパラ読むのにちょうど良い感じ。子供が読むにはちょっとテキストが大人向けかな。
Posted by ブクログ
幽霊からオカルト(降霊術など)、ホーンティング、ポップカルチャー上の創作されたお化けやゴーストハンターまで、とにかく色々な視点で「ゴースト」を取り上げてイラスト化。
絵を見ているだけで楽しい(怖くはない)。
キャプションは基本的に短く簡潔だが、訳注が適度に付けられていて分かりやすい。
Posted by ブクログ
古今東西の幽霊や怪奇現象と呼ばれるものたちをイラストで表現してあり、コレクションとして良い一冊。日本からの選抜メンバーに首を傾げる場面もあったけど、それすら怪奇現象かと思うことにした。