【感想・ネタバレ】ブレん人のレビュー

あらすじ

柄シャツにオールバックの強面。職業はラッパー。
子どもの頃の夢は漫画家。ラップ界隈では、幾度となく優勝を重ねるキングとして知られ、趣味はグラビアアイドル発掘。
ACジャパンCMに出演し話題になったかと思えば、ディベート番組でひろゆきに勝利、勢いそのままに、歯に衣着せない鋭いコメントを武器に様々な番組に引っ張りだこ。
2023年にはドラマ主演、地上波バラエティ番組レギュラーと、破竹の勢いでTVシーンを席巻している。

そんな呂布カルマの言動の根っこには「努力の才能がない」「コスプレと本物」「目標を定めない」など独自の人生哲学があった。
呂布カルマがこれまでの歩み、自身の頭の中を惜しみなくさらけ出す。

「大事なのは、自分にとって最良の状態でいること。人の目は関係ない。」

第1章 数々の前代未聞
第2章 俺の頭の中
第3章 三嶋裕也が呂布カルマになるまで
第4章 呂布カルマ的ヒップボップ論

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

思った通りの人だった。
と言っても、この方の本業は全然知らない。
コメンテーターとしての印象、
強烈な見た目と面白いことを言う人だな、
という印象そのままでした。

「根拠の無い自信」こそが本当の自信。

なかなかイイこと言いますね。

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2025年08月06日

Posted by ブクログ

ひろゆきさんの代表的な言い回しの「それはあなたの感想ですよね」という表現が、核心を突いている。ちゃんと「自分の考え」と「世間一般」を客観的に考えて切り離さないと危ない ヒップホップは「自分は凄い」「自分がカッコいい」を誇る文化だし、自己肯定的な部分が強い。 「我が道をいく」のと「客観視」するのは両立する 自分の欲として大きいのは「自分の内面を知りたい」「自分は何が表現出来るのか」「自分はどういう人間なのか」という内省だ。内省は、「自分を知ってもらいたい」「認識して欲しい」という、承認欲求や自己顕示欲とは違う。 基本的にルールは馬鹿の為にある OKとNGの分水嶺は「妻の目」だ 悪口よりもディスの方が強烈で、もっと根本的に相手を侮辱する行為で、実はかなり深い意味だ。 人工関節や人工内耳のような技術は既に存在する訳で 『キーチ‼︎』『シュガー』『パフュームある人殺しの物語』 天才とは、社会や大衆に迎合しない存在だ。彼等はマイノリティだが、マジョリティに歩幅を合わせはしない。 彼等の狭量な考えにうんざりする 身の丈に合わない事を考えている奴の言葉は例外なく解像度が低い ラップは「そうありたい」とか「あたかもそうである」事を歌うアートだ。そして、リリックで紡いだ言葉は実現されていく。 自分の根本の問題と向き合って、自我をビルドアップする効能がラップにはある。

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2024年01月22日

Posted by ブクログ

・呂布カルマ、好きなので読んでみた。本って、何書くの?と思ったのだけど、まぁ人となりや考えをを語っていくと言うか…ファンなので面白かったです。でも発見や興奮があったかと言うと、特には…。既出の話も多かったしな。
・でも改めて日本のヒップホップのシーンの中で特異な存在である理由も感じた。何か他のラッパーと育ちが違う、というか。
・初著書なので自己紹介的な内容になり、ヒップホップについての話が多かったけど、それ以外のテーマの話も聞いてみたい。特に漫画や日本のロックについての話等。特にない、と言われると思うけど。

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2023年07月08日

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