あらすじ
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もしも平安時代の和歌が現代に転生したら――!?
最近冷たくない?とやさぐれる小野小町に、
白髪を気にする紀貫之、
自分だけ出世できないと嘆く大江千里。
1000年以上も昔から、仕事も恋も……
人の悩みは変わらない!
令和の言葉で読む、古今和歌集
むかしむかし、今から1000年以上も前。
時の帝、醍醐天皇からこんな命令が出されました。
――数ある和歌から、後世に残る優れたものを選んで献上するように。
そうして選者に選ばれた紀友則ら4名の
「最高の和歌集を俺たちの手で作ろうぜ!」
「前に出された万葉集を超えるものを!」
というアツイ想いのもと生まれたのが『古今和歌集』。
いったいどんな歌が収められているのかと読み解けば、
意外や意外。1000年以上も前につくられた歌なのに
悩んでいることや考えていることは
令和を生きるわれわれとちっとも変わらない……?
本書では、思わず共感してしまう歌を厳選して現代語に超訳。
令和に生まれ変わった『古今和歌集』の世界へようこそ。
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Posted by ブクログ
超訳!
うまい!
装丁をよくしたら、人気でそうなのに。もったいない。
中にはそうかな?という解釈もあるけど、概ね膝を打つ感じ。ちゃんとした現代語訳も載せてほしかった。でもないのが気楽な感じでいいのかな。
Posted by ブクログ
現代風に、くだけた風に訳してくれていて古今和歌集に触れるには良い1冊かも。
原文、解説、現代風な意味合いの訳の見開き2ページで一句ぶんで読み進めやすい。さっと暇なときに開いて読める1冊でした。