あらすじ
数多くの作品を生み出した岡村えり子の名作をジャンル別に再編集。おとなの恋愛、不倫、虐待…など、女性の心情を真正面から描く。
すべては母の死から始まった。どんな時も…いつも私を守ってくれた母はもういない――。絶望の淵へ佇んでいる中、父が知らない女性と歩いているのを目撃する――!
感情タグBEST3
匿名
分かるけど分かりたくない。
リアルな社会というものが見えた作品かな。
でもこのヒロインの気持ちがものすごく理解できる。
まさに自分と似てる気がしてならない。
自分と違うのは母親には依存してないけど、でも「周りがうるさい!」ってのは分かる。
この父親も愛妻を亡くして号泣してたかと思えばたった2カ月で女と腕組んでデートしてたりその後直ぐに入籍って。
ヒロインが父親を責めると既婚者の妹までもが父親の肩を持つ。
まだ遺族は精神も不安定だろうに。
だからこそ父親は紹介された女に精神面でも支えられたから結婚する、ってのはいくらなんでも早すぎ。
子供も成人してるからって言っても、このヒロインの両親は別に仲悪くなかったから母親の思い出をも一緒に捨てられる気がするのはホントに理解できます。
しかも父親は「この家も母さんの思い出が染みこんでるから解体して他所で暮らすからお前も独り立ちしなさい。」っていくらなんでも早すぎだし、このヒロインもその後会社の人に振られたのもあって自暴自棄になりとてつもない転落人生になってしまった。
とにかくヒロインの妹と父親が酷すぎ。