【感想・ネタバレ】いい顔してる人 生き方は顔に出る!のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年05月01日

荒木さんの写真が好きですが、同じくらい文章が好きです。P56の「とくに写真家っつー職業のヤツらは、自分がこうみた、こう感じたとかさ、こういう顔が好きだっていう思いに相手を押し込めちゃうことが多いんだよ。でも人間はさア、ウチら写真家が一人の頭で考えてることなんかより、ずっとずっと面白いもんなの。ダメだ...続きを読むよー、自分の鋳型にはめ込むなんて。タコ焼きじゃないんだからッ!」が最高です。

血の濃いところを出せていないポートレートは、あまり好きじゃない。たった数分の時間の共有であったとしても、信頼関係の構築は大事だなと思いました。お金で信頼関係の構築を簡略化しても、心打つ写真には遠いと思う。

ポートレートをあまり撮りませんが、この本を読んでから、これから老い行く自分を撮ってみようかなと思いました。

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Posted by ブクログ 2014年11月06日

写真を見るのは好きなくせに名のある写真家の作品を見るということをしてこなかったのだけれど、この本を見つけたとき、表紙、ぺらぺらとめくったページの写真に目を奪われてしまった。

母子像のくだりでは涙が出た。ごく軽いノリの文章なんだけれど心に響いた。この人の作品をもっと見てみたいと思った。「ひと」の写真...続きを読むって本当に魅力的だ。

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Posted by ブクログ 2012年03月18日

いつものノリ(かるっ軽)ですが、
どこか愛があって、テマエとオクがあって、
浴びるように聞きたいです。

写真数はすくなめだけど、
人への“愛”がうつったものばっかです。
なんで“愛”とか、うつるんだろう。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年05月08日

 はだかんぼうのお母さんとお母さんに抱かれてるぼくちゃん、いい写真、いい笑顔ですね!(^-^)
 令和5年5月8日、新型コロナ5類引き下げ。マスクをつけたりはずしたりの日々に移行ですね。荒木経惟さん、顔こそヌードだ。顔は見られてこそ磨かれる。と。「いい顔してる人」、2010.6発行。

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Posted by ブクログ 2013年11月03日

余り考えすぎず、構えずに、読むといいんでしょうね。
同時に、写真も構え過ぎずに撮っていいんでしょう。
そう思った一冊でした。

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Posted by ブクログ 2013年10月12日

この人の言葉は、勢いがある。冗長な部分をフィルターにかけて、結像させると、しっかりこの人の写真になっている。なんだか、素直にそこに感激した。この人の紡いでいるその心が、しっかりと写真になっている。そんな気がするのだ。

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Posted by ブクログ 2013年01月06日

文章はともかくとして、写真がすっごく良かった。
ぜひ展示を今度は見に行きたいと思う。

いい顔、素敵な顔じゃないと意味ないじゃない っていう考え方は大好き。悲惨だけど現実を見なくては・・・という意識から、ある写真集を観て以来、ずっとココロの何処かで重く残っていたのが救われた。

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Posted by ブクログ 2012年10月20日

表紙に一目惚れして買ってしまった。
天才アラーキーの本。
アラーキーといえば、”ヌード写真家、サングラスに髭、エロくて軽いおっちゃん”というぐらいだった。

アラーキーって軽いおじさんと思ってたら、結構人間くさいひとだったんだなぁ。でも、それを軽い感じの口調で綴ってるのが、くどくなくていい。この本の...続きを読む最後も”アハハーッ。”で終わるのもなんか好きだなぁ。

さくさくっとあっという間に読めた。
アラーキーの写真がもっと載ってるとよかったなぁ。 写真集とか見てみたくなった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年06月10日

ヌードを撮り続けてきたアラーキーの結論は、一番のヌードは顔である、ということ。いわく、顔にはその人の人生が写し出される、と。

鏡で自分の顔を見て、いい顔してるときは、きっと良い人生を送っているとき。ちょっとダメな顔してるなってときは、「人生を変える努力」をすることも大事かもしれない。

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Posted by ブクログ 2011年11月05日

この本を作った出版社の方にいただき、早速読みました。荒木氏の顔、人、写真に対する思いや死を身近に感じて戸惑う様子がよく出ているように思います。やっぱり顔は大事ですね。いい顔になりたいものです。

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Posted by ブクログ 2011年10月22日

友だちが貸してくれた。
アラーキーの軽快な語りでさくさくっと読める、でも奥が深い。

” 若いほうがいいなんて、社会に踊らされてるだけだよ。40歳、50歳と歳を重ねていけばいくほど、顔はその人自身のものになるだろう?誰でもない、自分でつくった顔になる。その顔にはいろんなものが刻まれてくるんだから、若...続きを読むいコのつるんとした顔より断然、いいんだよ。 -略ー しかし、いいシワと悪いシワの分かれ目っつーのはなァ、たしかにあるんだよ。なんだかわかる?
 そのシワに誇りをもってるかどうかだ、ってアタシは思う。「ンー、このシワがなきゃあたし100倍きれいなのに」なんて思ってるんじゃ、それは嫌なシワになっちゃうんだよ。”

励みになるお言葉。
私もいいシワを作りながら歳をとろう。

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Posted by ブクログ 2010年11月09日

アラーキー独特のことばで書かれていて、読みやすかった。
さぞ明るい人生なんだろうと思っていたけど、そんなこと全然なくて、「愛しているひと」について考えさせられます。
両親の死からまなんだというフレームワークやアングル、妻の死にも触れていて、こんなふうに愛されたいと思いました。
写真集もみてみたいです...続きを読む

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Posted by ブクログ 2010年06月30日

荒木 経惟さんの写真に対する思いがつづられたエッセイ。
70歳になった荒木さんの目線から語られています。
やっぱり、作品に取り組む目線が素敵です。
ただもう少し作品が載っていたらうれしかったなぁ。

顔が一番のヌード。
私もいい顔になっていきたいなぁ。

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Posted by ブクログ 2012年08月08日

面白かった。その軽快な語り口にのせられて、どんどん読めていく。そして、その中身が本当に的を射ていて、しかもかなり噛み砕かれてわかりやくすて。そうだよなぁ、と。後半に行くほど、よくなる。のってくる。愛猫チロの死に関して語っているところなんて、本当によくて。最近は空ばかり撮ってる。そういう時なんだと思う...続きを読む。と語っている部分から溢れでてくる人間くささとか。とても好き。(11/9/25)

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Posted by ブクログ 2012年01月18日

本を読んで日常の見方が変わる。良い本だと思う。

生き方は顔に出る!

顔が一番の裸

みんな案外、目の前にある物事を見ていないんだよ。

ほんのちょっとのことで、顔は変わるってこと。ほんのちょっとのいいことならほんのちょっと顔はよくなる。>ささやかなこと、それを感じてかなきゃ。>ほんのちょっとのい...続きを読むいことを感じる力。

なんでフレーミングとアングルが必要なのか。その時の気持ちを考えると、あれはたとえば愛というものにいちばん近い感情がそうさせるんだなって思う。

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Posted by ブクログ 2011年11月10日

あたしゃ、笑顔を撮るの上手いよ、天才だからね、的なことを天才が語る。
でも、笑顔を引き出すのは、結局は愛。

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