【感想・ネタバレ】アイヌモシリ紀行 松浦武四郎の『東西蝦夷日誌』をいくのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2012年02月26日

幕末に蝦夷地を歩き回って調査した松浦武四郎の記録をたどって、平成の今自分の足で歩いた記録。著者はこの時60代なかばだから、道南から根室、道北へ歩くなんてクレイジーなアイディアだ。でも歩かないと分からないことも多いし、共感できるくだりが多く、大変面白かった。
原発のある泊村がやたら金のかかった村で、す...続きを読むぐ隣の村は昔のままだけど、花なんか植えられてあって、こっちの方がいい、と言うところは全くその通り。
環境破壊とゴミが多いというところも、共感できる。
ところで間宮林蔵の5代目子孫でアイヌの人で、真見谷さんという人が今もおられる。奥さんがアイヌ人だったのだが、明治維新の後苗字をつける時役人が、間宮という姓とつけるのはおそれおおい、と真見谷としかつけてくれなかったそうである。
全くひどい話だ!

0

「エッセイ・紀行」ランキング