【感想・ネタバレ】儲かる会社に変える貧乏人の発想、金持ちの行動のレビュー

大谷將夫

社長としてタカラ物流システムグループを９期連続増益に導き、10年近くにわたり赤字をたれ流していた長崎運送を買収後わずか８カ月で黒字に導いた「剛腕」社長の成功秘話。会社が生き残り利益を上げるためには何が重要でどのようにすればいいのか？ その経営術を、長崎運送再建を通して余すところなく描き出す。本書を読めば、倒産、人員整理が相次ぐ厳しい経済環境のなかでも、社員が笑顔で生き生きと働き続ける会社にきっとできる！

[ブクログ · ★★★☆☆]

儲かる会社に変えるには？

→真のリーダーは会社をよりよくしたいという情熱が誰よりも大きいものであり、部下とは能力ではなく情熱で競う
それとその実現に向けたプロセスの組み立てや具体的な施策を検討する戦略的思考が大事
貧乏人の発想、金持ちの行動とは、計画立案は用心深く緻密に、売上を伸ばすための活動は積極的に大胆にという意味
会社の経営改革は合理主義による業務改革と人間主義による意識改革の両刀づかいで進めていく
企業の発展は人の創造性の総合力
会議はどうすればできるかの議論に徹する