あらすじ
時は明治19年、夏の頃。
子どもの鬼・寅輔は相棒の丑松と一緒に寿命の尽きた人間の魂を回収していた。
人間からは見えないはずなのに、ある日、相馬という人間が話しかけてくる。
「この世」の人とかかわりがなかった寅輔だが、相馬にお化け退治を頼まれ――?
「隠世(かくりよ)」と「現世(うつしよ)」の命を描く明治感動奇譚。
【目次】
第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
第6話
感情タグBEST3
泣いた
優しいお話でした。
可愛い鬼達とそれを見ることのできる霊能者の交流がほのぼのと描かれていてほっこりしました。
必死に生きる現世の人間と現世からは窺い知れないあの世との繋がりがファンタジックにつくりこまれていて良いです。
最後は泣きました。
優しい気持ちになれます。
匿名
続刊出るのかしら
短編集が続くが登場人物がつながっていく構成。キャラが立っていて好感を持てる。
わからない点は
・ういの家族が殺された編で、肝を取る事件が多発してるが殺されたのはういの家族が初めて、と巳山が言っている理由(肝をとるのに殺さない事ってあるんか?)
また気になる点は
・大人の鬼は二本ツノ→丑松は現世に生まれ変わることはない?
・子鬼のペア制度が組まれる理由
・申太のツノが取れた理由→美味しいものを食べたい!等現世で生きたいと常々思っていたから?
・鬼の名前には干支が使われてるなと思ったが、現世の人の名前にも干支が入っている(相馬→午、巳山→巳、金持ちの人→酉)。現世とあの世に関わりの強い人には干支の名前を入れている?としたら巳山ストーリーも今後出てくるのか?
色々考えながら読めておもしろい。
笑えて、ほのぼのしてて、感動もある、
タグを設定して気づいたがバランスがいい漫画だなぁと思った。