あらすじ
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絵描きのガハクと愛犬ブラシのある日のお話。
ある日絵描きのガハクと愛犬ブラシが、外で絵を描くのにいい場所を見つけ、絵を描く準備をしていると、遠くからゾウとキリンが走ってきて「私たちを描いてくれ」とポーズをつくる。いやいや待てと、土の中からプレーリードッグとモグラがたくさん顔を出し、「私たちを描いてくれ」。すると周りの木や雲や川などが、我も我もと猛アピールで大騒ぎ。やっとのことでみんなを描き終えるも、結局ガハクがいちばん描きたかったのは…?
人気イラストレーターfancomiが柔らかな線とカラフルな色彩でつづる、ちょっとヘンテコな物語。
※この作品はカラーです。
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Posted by ブクログ
『ガハクとブラシ』
作 fancomi(ファンコミ)
fancomi(ファンコミ)さん、イラストレーター、1980年生まれ。
2023年7月11日 初版発行。
ちょっとレトロ感やフランスを感じるような表紙にワクワクしてしまいました。
[ガハクは絵描きです。愛犬のブラシと毎日絵を描いてくらしています。]
ゆるい線で描かれたイラストに、カラフルな配色が愉しいです。
ガハクが「とてもいいばしょをみつけたので」絵を描こうとするとー
「とおくのほうから キリンとゾウが ドスンドスンとかけよってきて、」
「ヘンテコな ポーズを とり いいました。
「さー ぼくたちを かいておくれ」」
キリンとゾウだけでなく、モグラとプレーリードックや、若い木と年老いたりんごの木などなど、コミカルなストーリーとイラストが、どんどん続いていきますよ。(笑)
(ページがいっぱいになるほどに!)
絵を描き終え、日が暮れるころにはガハクもみんなもへとへとですね。
(夕焼けに染まる、へとへとになったみんなが描かれています。)
最後に、部屋の一番いいところに飾られた、一番気に入った絵はー。
(自分(ガハク)の描きたかったものは、これだったんですね。(*´ω`*))
読み終えた後に、もう一度、ガハクが描きたかったものを探しながら、ページをめくってみるのもいいですね。
3歳くらいの小さなお子様から楽しめる絵本だと思います。カラフルな色彩と愉快な展開を楽しまれてください。(*´︶`*)