あらすじ
どうすれば強くなれるかを求めるならば、
そもそも強さとは何かを知らなければなりません。
私は医師でありながら、格闘技という強さを求める世界に身を置いて、
自らの強さを探求し、同時に強さを求める人たちを数多く観察し、治療してきました。
本書は格闘技ドクターという立場でつねに強さに寄り添い、観察してきた私自身の発見と答えです。
あなた自身の強さを再発見する機会になればさいわいです。
各界の著名人から絶賛の声、続々!
ほぼ日代表
糸井重里
弱さからでも、平凡さからでも、生き残る。
演出家/カクシンハン代表
木村龍之介
「君だって大丈夫だ。強くなれる。」
これからは誰もが強くなれる時代だ。二重作拓也が放つこの秘伝の書は、高らかにそう告げている。
「強さ」は、誰かを倒すためだけじゃない。
シェイクスピアの言葉を借りれば、「この世の外れた関節を正すため」にあるのだ。
ライター/『嫌われる勇気』(共著/岸見一郎)
古賀史健
強さとはなにか。その命題は「人間とはなにか」を問うことからはじまり、
やがて「あなたはどう生きるのか」なる問いを読者に投げかける。
本書の辿る知的興奮に満ちた旅は、強さに魅せられ、
格闘技の世界に飛び込み、やがて医学の道を志した
格闘技ドクター・二重作拓也の人生そのものだ。
クリエイティブディレクター/The Breakthrough Company GO代表
三浦崇宏
『強さ』とは、他者と競い合うためにあるのではなく、自分を乗り越えるためにある。
『強さ』とは、生まれながらのものではなく、磨き上げるものである。
『強さ』とは、アスリートの指標ではなく、すべての人間の課題である。
漠然と使われてきた『強さ』という概念の言語化がすごい。人類にオススメ。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「はじめに」で著者が触れているように、“強い人”がその成功を基に書いたものではない。
格闘技と医学の両面から強さとその対極にある弱さを見つめてきた著者だからこその視点で、タイトルの通り、「強さの磨き方」を説く内容である。
本当に求めるべき強さは、他者の対決し、比較して得られるものではなく、自分のうちなる力をよりよく発揮する力なのだということを学ぶことができた。
生きる上での強さは、他者との勝負ではなく、昨日の自分との対決で磨いていくものなのだ。