【感想・ネタバレ】剣客情話のレビュー

三山のぼる / 嶋本周

壬生浪を率いた芹沢鴨と愛妾の絆、沖田総司の愛刀に秘められた想い、幕末動乱に散った土方歳三、荒木又右衛門、柳生十兵衛、塚原ト伝、千葉周作――刀刃が如く研ぎ澄まされた剣客たちの生き様と、その刹那に生まれた美しくも儚き情愛の物語。美麗な筆致で魅せた鬼才・三山のぼるが最後に遺した珠玉の単行本!!

[シモン・ボリーバル · ★★★★★]

シナリオ・作画ともに素晴らしいですね。
今風の画ではないけど、人物の表情がイイ。
幕末の志士たちの報われない恋に、ちょっと目がうるっと来ます。ハッピーエンドの話もありますよ。

[ブクログ · ★★★★☆]

剣に生きた剣客たちの、刹那の情愛の物語です。
絵も話もあたたかく、読後感もいいです。
新撰組の沖田・土方・芹沢の話のほかに、荒木又右衛門・塚原ト伝・千葉周作のお話もあるのが珍しい。
個人的にそこを目当てに買ったのですが。