あらすじ
2024年1月にスタートする「新NISA」を使った、今からでも間に合う老後資金の作り方を徹底解説。利率の低い銀行預金だけでは、資産はなかなか増えない。インフレも続き、老後のお金に不安を感じる人はますます増えているだろう。そこで、資産運用だ。毎月5万円ずつ、20年間、積立投資をすれば、年平均5%の利回りで運用できた場合、2055万円以上になる(元本1200万円+運用収益855.2万円)。50歳から貯蓄0で始めても、70歳にはこれだけの資産が築ける計算なのだ。人生100年時代、定年後も働く人が増えている今、現実的な老後対策と言えるだろう。通常、株式や投資信託で資産運用をして得た利益には20.315%の税金がかかるが、NISA制度を利用すると、これがゼロになる。しかも、これまでのNISA制度には、制度自体にも運用期間にも期限があったが、2024年1月から始まる新NISAでは期限がなくなる。税金ゼロで運用できる投資額も1人1800万円(元本)へと大幅にアップ。新NISAをフル活用すれば、「老後2000万円問題」も怖くないのだ。ただし、資産運用に焦りは禁物。50歳からでも着実に老後に備える方法を解説する。 【本書の内容】●第1章 今こそ「本物の資産運用」を始めよう! ●第2章 50歳からの資産運用に最適なのは「投資信託」 ●第3章 新NISAがいよいよ2024年1月にスタート! ●第4章 新NISAの正しい使い方 ●第5章 新NISAで購入するのに向かない投資信託の見分け方 ●第6章 50歳から老後資金をつくるための心得
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Posted by ブクログ
中野さんの名前から購入しました。
50代ではありませんが、これから資産形成(新NISA)を始めるには、読んで欲しい本でした。
内容は、
•なぜ資産形成が必要なのか?
を日本の現状や数字を踏まえて解説。
•投資信託の良さについて。
•新NISA購入に向かない&心得など
と、読みやすい流れでした!
全体的に、投資初心者向けの本。
という印象です!
Posted by ブクログ
Nisaについて全く知らなかったので、一歩目の本として読んだが、旧nisaと新nisaの制度について基本的な部分を学ぶことができた。
nisaについてだけではなく、一般的な長期投資の心得も学ぶことができたので、投資一歩目の本としてちょうどよかったと思う。まずはスモールスタートで、ハイリスクハイリターンを目指さずに、インフレについていく程度の利率を目標に運用してみたい。
Posted by ブクログ
投資信託のススメ
徹底的に投資信託を薦めてくる感じ。初心者向けに分かりやすく書かれている心証。70歳まで働くことを前提にしており、厳しい現実を突きつけられる感がある。
Posted by ブクログ
何故、資産運用を始めなければならないのか?と言うことを分かりやすく解説している、入門活用法。
資産運用は、『投資信託』がオススメであると説いて、どのように資産形成していくかを解説していて、とても分かりやすいです。
ただどのような銘柄を選ぶかまでは説いておらず、著者曰く、投資は人の判断に乗って行うものではなく、あくまでも自分の判断で行うべきと言うポリシーからそうしているのかなぁと感じました。
Posted by ブクログ
投資に遅すぎることはない。
著者のおすすめは投資信託。
できるだけ長期保有する。そして必要になった場合、必要な金額に相当する口数を解約。残りはそのまま運用し続ける。
避ける投資信託。
1.純資産総額が50億円未満。
2.資金流出が続いてちふもの。
3.信託期間が有権の投資信託
4.コストが割高。
5.特定のテーマに集中投資する投資信託。例えばIT関連。
6.高額分配を売りにしている投資信託。むしほ分配金をできるだけ支払わずに運用するものが適している。
7.新興国に集中投資する投資信託。
8.外国債券のみを組み入れて運用する投資信託。
9.ターゲットイヤー型の投資信託。
10.売買回転率の高い投資信託。
退職金はご褒美ではない。また退職金で住宅ローンの一括返済はやめるというのが著者の意見。
とにかく働いてキャッシュを得る。70歳くらいまでは働くつもりでいることが大事。
Posted by ブクログ
NISA初心者には少し難しめで、少し知ってる人には「それぐらいは知ってるからもっと他の事はよ」と感じる内容だった。
50歳からのと書いてはあるが、若い人が読んでも初心者には勉強になるところもある。
この本の第一刷は2023年6月に出ているので、まだつみたてNISAがあった頃の体で書かれているが、それが分かって読めばそれほど古い情報でもない。