あらすじ
「最後の一瞬まで、姉さんの傍にいたいんだ――」二十歳の秋、レイチェルは長年の片思いの相手だった幼なじみのノアと結婚した。ノアが本当に愛しているのは、彼の実の姉でありレイチェルの親友である、アリシアだと知りながら…。美しく聡明なアリシアは生まれつき心臓が悪く、残された僅かな時間を共に過ごすための、偽りに満ちたノアとの結婚生活。とてつもない幸福と同じだけの罪悪感、胸の痛みを抱えるレイチェルだが、いつしかノアからの熱のこもった眼差しを感じはじめて…この恋の本当の「傍観者」は誰?
秘めた愛情とかけがえのない友情、すれ違いの切なさが胸を締め付ける「両片思いの偽装結婚」最高峰、待望のコミカライズ!
主人公・レイチェルは、長い間片想いをしていた幼馴染・ノアと二十歳の秋に結婚しました。ずっと好きだった相手と結婚することができて、たくさんの人から祝福され、誰から見ても幸せいっぱいな花嫁のレイチェル。
しかし、新婚夫婦の二人だけは知っていました。この結婚はただの“茶番”だということを……。
十七歳の秋、レイチェルは気付いてしまったのです。ノアは、レイチェルと同じように恋をしていることに。しかし、その相手は未来に妻となるレイチェルではなく、美しく聡明で病弱なノアの実の姉・アリシアでした。
それでもノアをあきらめることができなかったレイチェルは、アリシアの見舞いに行きながら二人を観察する日々をなんと一年間続けます。そして、ノアがアリシアを愛しているという確証を得るのと同時に、美しい二人の傍にいたいと願うようになるのでした。
報われない片想いをしている二人が、どうして結婚することになったのか。
ノアの姉・アリシアは二人に対してどう思っていたのか。
そして、レイチェルとノアの二人にハッピーエンドは訪れるのか……。
何度も苦しんだ二人に訪れた結末はどんなものだったのか、ぜひその目で見届けてください。
感情タグBEST3
ノア視点の話、読めてよかったです!
じゃないと、レイチェルがあまりにも可哀想&ノアの印象⇩……て感じになりそうだったので(苦笑)
ノアが、実はかなり早い段階でレイチェルにガン惚れ(笑)していたことが判明し、小躍りしました!
だったら、もうちょっと態度で匂わせろよ……とは思いますが……お互い誤解していたから?しょうがないと思いつつ、やはりそこだけは未だモヤモヤ……
レイチェルの苦しみが凄くて、正直めっちゃ泣いたので
やはり、途中別れが辛いからとレイチェルを避けてた期間が悪手でしたよねー
ほんと、猛反省&贖罪してほしいわ……
レイチェルは、ほんっっっとうに良い子!!私だったら、例え初恋の男性でも、ここまで鈍い対応とられたら流石に愛想尽かしてしまうわ(苦笑)