あらすじ
団塊世代の大量定年が始まった。老後の生き方はさまざまだろうが、現役時代の経験・キャリアを活かせる仕事に「講師業」があることをご存じだろうか。講演・セミナーと呼ばれるものは全国で毎日無数に開催されているが、そこで講師を務める人は文化人、タレント、学者、評論家たちだけではない。むしろ一般には名前を知られていない元ビジネスマンたちが多数を占め、立派に講師を務めているのである。本書は、年間100~200回も講演をこなすプロ講師たちの暗黙知をわかりやすくノウハウ化したもの。第一部では、現役の講演プランナーが、プロ講師になるためのブランドづくりから話術まで、懇切丁寧に教えてくれる。第二部では、全国を飛び回る人気講師11人を取材。なぜリピートがどんどんくるのか、その秘密を明らかにする。さらに、講師派遣会社の選び方やつきあい方も伝授。講演は自己実現を図るすばらしい舞台であることがわかる本。
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Posted by ブクログ
フォトリーディング。その後、普通に読むつもりが何時の間にか積ん読になって居たので、一年後に高速リーディング。
面白くためになる本。公演のテクニックと話題構成は説教にも役立つ。いつかまた読もう。
Posted by ブクログ
■プロ講師となる上での常識をまとめた本。
■講師派遣会社との付き合い方や地方講演の考え方等、「既にコンテンツを持ってはいるが講師として独立するにはどうすればよいかわからない」という方を強力にサポートしてくれる。
■この本だけで講師になれるわけではない。しかし、読んでおいて損はない良本。
Posted by ブクログ
年間100件以上の講演・セミナー依頼がある人をプロ講師と呼ぶらしい。
プロ講師としての心構えやポイントがつらつらと書かれているけど、
著者が講師派遣の仕事に携わっていた方らしくて、
講師派遣業サイドから見た、こういう講師に頼みたい、という要望書になっている。
一応顧客(聴衆)の視点に立って書かれているけど、
こういう講師は使いにくい、二度と頼みたくない、
みたいなニュアンスがぷんぷん漂ってきます。
後半は実際の人気講師のインタビューが少し載っていて、
知らない人が多かったので参考になりました。
でもまあ、さらっと読めます。