あらすじ
美術作品を「買う」人の数が極めて少ない、地域の美術祭に地元の人が参加しない、そして何より、アートを絡めた事業がビジネス界に根付いていない。残念ながら、アートに関して日本は世界から「周回遅れ」である。アートという経済的・社会的なポテンシャルを秘めたものをビジネスへと落とし込むためには何が必要なのか。世界標準のアート産業を日本に根付かせるために活動する著者が、理屈と数字と事例を駆使して改革論を届ける。
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Posted by ブクログ
世界的な金融機関はアートを企業戦略に取り入れている。富裕層ビジネスとの親和性が高い?
日本は2000万人美術館に訪れるというポテンシャルがありながらアートをビジネスに転用しきれていない。
根本的な問題は教育。幼少期からアートを見て語り合うという機会がない。アートは見るものという認識。
横浜美術館など新しく気になる美術館にも出会えたから行って見たい。
Posted by ブクログ
世界でアートが重要性を増し、アートとビジネスとはいうものの、どうしたら良いか?実例と取り入れ方の提案、アート学ぶための教育の重要性など。
価値や効果を計れないアートの導入に、quickによる指標の構築は良い契機になるのかもしれない。
そして子供だけではなく、ビジネスマンへの教育や海外の知識を如何に取り入れていくか?
素人向け故か細々用語注釈がついているのは良。