あらすじ
ここ数年の日本は、物価上昇をはじめとするさまざまな社会状況の変化もあり、家族、会社、友人などの人間関係がギスギスしがちという人が少なくないと思います。
そんな状況でも生き抜かなければならない、でもやっぱりちょっとしんどいと感じている私たちには、心理学や精神医学ではなく、ドイツの哲学者・カントが遺した言葉が効くかもしれません!
本書は、哲学の本場・ドイツで研究を行っている著者が、膨大な数のカントの名言を厳選。
哲学は難しそうと感じる方にもわかりやすく解説します。
カントからヒントをもらって、心穏やかな日々を手に入れましょう!!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
カント ハードル高いと思ってだけど、平易な言葉で少し身近に感じられた。 自分の理性軸を持って、他人と比較するのでは無く自分の頭で考え決断し、行動する。理性軸は独りよがりでは無く公的にも、耐えられるもの。
道徳的善し悪しと結果の善し悪しは別物であり、別個に評価すべきもの
プロセスの評価が大切だとつくづく感じる。
Posted by ブクログ
「倫理とはいかにして我々が幸福に値するようになるべきかの説教」
社会人になった今、共感や学びが多かった。
倫理の時間をもっと主体的に受ければよかったなあと後悔。
友人関係、家族関係、仕事での人との関わり方という切り口がなされているのも感覚として分かりやすく、入門書としてとても良いと思う。
「非利己的かどうか」という道徳的な観点を
行動の判断軸とすべき事を学べたことが今の私にとって最も大きかった。
メモ
・道徳性と自身の幸福は究極的に一致する
・義務が問題となる場合には幸福を考慮すべきではない
・あなたの存在自体が有用な人間であるかどうかに関わらず無条件に尊い
・ある行為について、多くの困難を克服したのであればあるほど、行為の功績は増大し、他方で、行為の自由が制限されていたのであればあるほど、責任の度合いはそれだけ減少する。
Posted by ブクログ
これを読んで納得したり人間関係の悩みがなくなったりする人はほどんどいないと思うけど、カントの人間関係論としてはおもしろい。常識的な結論に非常識な理路から到達する!カント名言集+実感的解説っていうのは成功している。ただ出典はやっぱり書名ぐらいつけてほしかったです。