【感想・ネタバレ】日本と世界の架け橋になった30の秘話 「戦争と平和」を考えるヒントのレビュー

あらすじ

世界中の多くの人たちが平和な世界を希求しているものの、戦争のない世界はいまだに実現していない。とりわけウクライナ戦争は終わりが見えず、戦後最大のグローバル・リスクになっている。同時代に生き、平和を愛する私たちが、国と国、そこに生きた人と人との間に「友好」の歴史があったこと、そしてその「友好」が今日でも続いていることをきちんと知っておくことは、大切なことであろう。日本人はこれまで、多くの外国人を助けてきたし、その一方で、日本人自体も多くの外国人に助けられてきた。本書は、そうした日本と世界の架け橋になった人たちのエピソードをまとめたものである。トルコを親日国家にした山田寅次郎、六千人のユダヤ人を救った杉原千畝、アフガニスタンに用水路を建設した中村哲、明治憲法制定の恩人ローレンツ・フォン・シュタイン、ポトマック湖畔に桜を咲かせたエリザ・R・シドモアなど、幅広く所収している。コルスンスキー・セルギー駐日ウクライナ特命全権大使が推薦している文庫書き下ろし作品。

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Posted by ブクログ

やや気になる日本人の働きへの評価もあるが
知らない事実も多く
カンボジアのアンコールワットの修復
ブータンで農業の発展に尽くしたダショー西岡
自ら率先して働き結果を見せた
インドの砂漠を緑の大地に変えた杉山氏
戦争で生き残り、部下の報告と墓参りに三年かけ
何であんただけ生きて帰ったのかと言われ
辛い旅をする
彼の父親も祖父もアジアの人の為農園を開いた人
そして日本の為に働いた外国人
皆知っておくべきだろう

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2023年10月28日

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