あらすじ
部長としての一流の人、二流の人、三流の人を比較しながら、
適性と役割を学べるビジネス書。
部長としてどんな意識を持っていればいいのか、
部下・上司との接し方はどうすればいいのか、
経営的な発想を身につけるにはどうすればいいのか
そんな疑問や悩みを解決することができます。
部長になると
「責任範囲の拡大」
「部下の増加」
「経営陣からのプレッシャー」
「人員削減といった自分の意に反する方針の実行責任」など、
課長時代と比較にならないほど拡大した役割の大きさに
押しつぶされてしまう人がいます。
一方で部長職として求められる以上の結果を出し、
経営陣や部下の信頼を得ながら
「部長の仕事は面白いしやりがいがある」と自信を持っている人もいます。
この対照的な両者が普段どのように職務と向き合っているか
をまとめたものが本書です。
現役の部長の方だけでなく、
「仕事で卓越した結果を出したい方」
「部長職を目指されている方」にとっても、
有益な内容になっています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
部長になるために、部長になる前から具体的ビジョンを持って働こうと思い読んだ。一つ一つの項目は短く分かりやすい。明日から真似したいと思えることも多々あった。
・「どうやって調べる」→実際に体験する
・とにかく行動
・部下の話のメモを取る
・メモはTo doをメモする
・インプットしたらアウトプットをする
・重要な仕事は朝のうちに終わらす
・具体的なビジョンを描く
・価値観が合わない部下を歓迎する
・影響力のある人がリーダー
Posted by ブクログ
様々な具体的テーマと、一流、二流、三流の部長がそれぞれどのように対応するかが挙げられているためとてもわかりやすく読みやすい一冊でした。
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Chapter1 一流の考え方・姿勢とは?
経営陣の立場で物事を考える
とにかく行動してから検討する
理想を次々に高めて問題を自ら増やす
相手の期待を超える仕事が楽しい
責任を感じるより状況打破のアクションを考える
自分軸は会社の外
Chapter2 一流の判断・決断とは?
経営戦略は現在の競合だけでなく他業界に注目
お客様と同じ経験をして情報収集する
過去の経験を疑う
即断即決
批判されてもやり通せる決断が大きな成果を生む
Chapter3 一流の部下育成とは?
メモは相手のために取る
仕事を依頼する時は部下のビジョンを考慮する
相談されても解決策は伝えない、考えさせる
ティーチングは手本を見せるところから
部下に対して承認と成長支援を欠かさない
ネガティブなフィードバックは事に対して行う
Chapter4 一流のモチベーションの保ち方とは?
自分以外の人の幸せのために仕事をする
天狗にならないために外の人と多く出会う
自分との約束を決めて守る
Chapter5 一流の時間管理とは?
自分がやりたい仕事を優先
働きがいを向上させると生産性向上する
スキマ時間にやることを決めておく
Chapter6 一流の自己研鑽・習慣とは?
失敗を成長の機会ととらえる
アドバイスを進んでもらう
これから実行することをメモする
人に教えることが最大のスキルアップ
内省して次の行動に落とし込む
出社前に重要なことを終わらせる
Chapter7 一流のリーダーシップとは?
実行に移せる具体的なビジョンを描く
価値観が合わない人を歓迎する
賛同する2割のメンバーをまずは巻き込む
リーダーは影響力を発揮する