【感想・ネタバレ】【電子特典書下ろしSS付き】狼様の運命の花嫁のレビュー

あらすじ

番という形で結ばれたふたり、そこに愛がなかったはずなのに――

異能を持つ家系に生まれた椿は貧しくも幸せな生活を送っていたが母の死後、父親の再婚によって生活が一変し、椿は義母から下働きのように雑用を押しつけられていた。しかしある日突然、神の末裔である真神家の次期当主から婚姻の申し出が…!? 神様には、生まれつき運命の花嫁となる『番』という特別な人間がいて、椿がその『運命の番』だという。番という形で結ばれた椿だったが次第に彼の力になりたいと思うように…。

【電子特典付き】
御守いちる先生書き下ろしショートストーリー『椿と薔薇の花』を収録!

序章
一章
二章
三章
四章
五章
終章

■著者
御守いちる(みもり・いちる)
2016年『お前を、祝ってやろうか!?』で第5回講談社ラノベ文庫新人賞の佳作を受賞し、作家デビュー。2018年第1回小説家になろう×スターツ出版文庫大賞で『あやかし食堂の思い出料理帖』がほっこり人情部門を受賞。著書に『白龍神と月下後宮の生贄姫』(スターツ出版)、『鬼束くんと神様のケーキ』(アルファポリス)、『平安陰陽怪異譚』(マイナビ出版)などがある。

■イラストレーター
白谷ゆう

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Posted by ブクログ

統真様と椿の二人の関係が少しずつ親密になっていく過程がとても素敵に描かれていたように思う。
異能を持つ椿の存在と血のつながりのない妹、沙彩の存在。
最初はなんて妹だと思ったけれど、やっぱり一緒に過ごした時間があったためか、最後は姉妹らしい二人に少しは近づけたようで嬉しい気持ちになった。
統真様と椿の二人の末長い幸せを心から祈りたいと思った。

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2023年09月24日

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