あらすじ
■睡眠は「スキル」として身につけるもの
「よく眠れない」
「寝つきが悪い」
「寝ても疲れがとれない」
「朝スッキリ起きられない」
多くのビジネスパーソンがこうした睡眠の悩みを抱えています。
■「ダイエットしたい」「運動不足を解消したい」というニーズはもちろんありますが、
ダイエットや運動不足以上に「働く人が一番困っているのは睡眠だ」ということが分かってきました。
食事や運動よりもはるかにメンタル状態や幸福度と強い相関関係にあるのが睡眠です。
糖質多めの食事も運動不足も健康にはよくありませんが、
メンタルや幸福度が睡眠不調ほど下がることはありません。
睡眠は働くうえで最も重要な要素なのに、日本の働く人の多くは十分に睡眠が取れていなくて困っています。
本書はNTTドコモ、サイバーエージェント、はじめとする大企業から中小企業まで、
累計6万5000人の悩めるビジネスパーソンの睡眠をサポートしてきた最強のスリープコーチが
最新の「快眠スキル」を一挙公開します。
■もくじ
・はじめに
・序章 現代のビジネスパーソンにとって「快眠」が切実な理由
・第1章 快眠地図の手引き
・第2章 「快眠」にまつわる新常識
・第3章 「朝」を制するものが快眠を制する
・第4章 デキるビジネスパーソンの夜の過ごし方
・第5章 1週間(WEEK)の過ごし方でパフォーマンスが変わる
・第6章 季節(SEASON)ごとの変化に対応した快眠スキル
・第7章 年齢(AGE)によって変わる快眠スキル
・あとがき
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Posted by ブクログ
30代に入って、寝具や寝間着など少し、睡眠に気をつけるようになってきたので、せっかくだから本格的に快眠について学ぼうとこの書籍を購入。
睡眠がいかに大事で、快眠を取ることでどんなメリットがあるのか、実際に快眠を取るためにはどうすればいいのか、その具体的な方法が書かれている。
この本を読んで睡眠が人生の中で非常に重要なことなんだと再認識した。
実際にやってみようと思ったのが以下の内容
・スッキリ起きたら心からやりたいと思っていることを書き出す
・2段階アラーム法
・寝る前にハーブティー、感謝日記
20代までは睡眠は不必要なもの、寝ないで過ごせたらいいのにとずっと思っていたが、この本を読んで考え方が真逆に変わった。
忙しい現代人にはいかに快眠を取るかが必要不可欠。
老若男女におすすめだが、特に忙しい社会人の人に絶対に読んでほしい1冊。
Posted by ブクログ
大変参考になった。以下覚え書き。
睡眠不調は人間関係が悪化するというデータあり。
一日の快眠パターンを作る。
朝陽ではなく照明を利用
二度寝はしない。
月曜の朝に最高状態で起きられるように。
木曜が疲労ピークなので水曜にリカバリーで寝る。
季節の変わり目がストレスがかかる。
最適睡眠時間は人それぞれ。8時間にとらわれない。
寝ずに頑張ると、そのこと自体に満足して、実際の成果に目を向けなくなる。
仕事モードスイッチは入浴で強制オフ。
寝ている間は胃を空っぽにする。
いろいろ考えて寝付けない時はジャーナリング(5分間思っていることをひたすら書き出す)。
寝る前、3分間ストレッチポールで背中をゴロゴロする。
平日と休日の睡眠時間の差が大きいほど「肥満、体脂肪の増加」「労働意欲の低下」「鬱の罹患率」が上がる。
Posted by ブクログ
・目覚めたので起きる、ではなく、起きてから目覚めに行く、に考え方を変えると、一日に30分の余剰時間が生まれる
・快眠は、周りに迷惑をかけないためでもある。家族や、仕事のチームメンバーのエンゲージメントにも直接影響する
・一日の終わりに、仕事モードのスイッチを強制的に切る
・寝る前は胃を空っぽにするのが快眠の基本ルール、ハーブティーを飲むのがおすすめ
・寝る前5分のジャーナリング
・上半身のコリが快眠を邪魔する、寝る前5分のストレッチポールで深い睡眠時間が2倍になる
・月曜の朝はめちゃ大事!日曜の夜にしっかり快眠の準備を。木曜の疲れピークのために水曜もしっかり睡眠で回復を
Posted by ブクログ
人生の質を上げたいなら睡眠にこだわる必要がある。改めてそれを認識させてくれる本。図も多く、さくっと読むことができる。
以下、内容の一部抜粋。
・睡眠は、食事や運動よりもはるかにメンタルや幸
福度との相関関係がある。
・これからの仕事は「いつ何をするか」ではなく
「どんな状態で行うのか」が問われる。
例:AIにできないような創造的な仕事
・欧米では、「コミュニケーションの悪化防止」の
ための睡眠改善という考え方。
例:睡眠不足だと、周りの「関わりたい」度合い
が急激に低下することが証明されている。
・月曜日の朝に最高の状態で目覚める。
→1週間がうまくいく!
・好きなことは夜ではなく朝にする。
→夜は頭の中はノイズだらけ…
夜は快眠に集中することが大切。
・「早寝早起き」ではなく「早起き早寝」
→慣れるまで30分ずつ早めていく。
・「目覚めて起きる」ではなく「起きて目覚める」
→起きて「太陽光」と「水」で体温を上げて目覚
めさせる。
→低血圧と目覚めには相関関係はない。
・寝起きのコーヒーは×
→コルチゾールの分泌能力が下がってしまう
・光目覚まし時計を活用する
→4000円くらいのものでもOK。
・二度寝はホルモンバランスを崩す。
→二度寝するなら2度でとどめ、20分まで。
これなら、アルファ派で精神安定効果あり。
・アルコール前は「トマトジュース」
→分解が促進され飲んでも快眠に入りやすい。
・仕事モードは「入浴」で強制的にオフに。
→バスタブに浸かる。40度くらいで。
・夜のスマホは自力ではやめられない。
→天才たちがやめられないように作っている。
「スクリーンタイム」や「違う部屋に置いてお
く」などで物理的に対策する。
・寝る前は「ハーブティー」
→多くの人に快眠効果あり。
・寝る前の「ジャーナリング」
→5分間思いを書き出す。
・寝る前に「ストレッチ」で体をリセット。
→特にストレッチポールで巻き肩を伸ばす。
・心身の疲れのピークは木曜日。
→「水曜日」はしっかり寝る日にする。
・「湿度計」を購入する。
→湿度が60%を超えたらエアコン。
・起きる前は温度を上げておく。
→夏はエアコンオフに。冬は上げておく。
・月に1回の超回復デーを設定する。
例:サウナ・自然・マッサージなど。
・パジャマの質にこだわる。
例:化学素材×スウェット×綿◯シルク◎
・「いびき」は睡眠の危険サイン。
例:「いびきラボ」という無料アプリで計測。
スコア40超△100超×→対策必要。
・「運動」と「食事」にも気をつかう。
例:運動不足→ホルモン分泌を低下させる。
例:食事:年齢とともに消化能力が低下→軽めに
・部屋の「二酸化炭素濃度」に気をつける。
→寝る前に換気し二酸化炭素濃度を下げておく。
Posted by ブクログ
年取ると睡眠過剰で眠りが浅くなるのが親の今の状態のようだ。睡眠相を後退させるようにといってもつかれちゃうんだろうな。
自分については、リセットを一日前からが有効そう。寝る前はハーブティ。