あらすじ
美術品を専門に狙う、怪盗チェシャ猫が現れた。大胆不敵な犯行はたちまち話題に……。そのチェシャ猫から犯行予告が。標的は画壇の重鎮野上益一郎の主催する「アダムとイヴ・コンクール」。その実力と強烈な個性で君臨する暴君、野上。その妻、娘、弟子、画商、演奏家、様々な利害を持った面々が会場に集まり、そして殺人事件が──。犯人は? 怪盗の目的は? ホームズとチェシャ猫が対決する、大人気シリーズ第30弾!
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Posted by ブクログ
ホームズの活躍の度合いは、作品によって違いがあったり、
主人公と妹の晴海さん、同僚の石津刑事の活躍の度合いもいろいろ。
話しは、とんとん進んでいくので、楽読み(イージーリーディング)できます。
話しの部隊が突飛でも、そんなに違和感がないのは、主人公たちの善意が、押しつけがましいものではなく、時にはドジなところが、親しみが持てるのかもしれません。
Posted by ブクログ
美術品を専門に狙う怪盗“チェシャ猫”。その怪盗からの犯行予告を受け取った画壇の重鎮・野上。野上が主催するコンクールの会場で殺人事件が…。画壇に君臨する暴君・野上、妻、娘、弟子など様々な利害を持った面々が集まった現場。
登場人物たちがクソ過ぎて…。師匠に彼女を献上する弟子とか、薬飲ませて暴行して彼氏とくだらない別れさせる為とか、細かいことは気にしないシリーズにしても、今回はちょっと…。
Posted by ブクログ
失楽園ブームにのったタイトル?
重鎮があばれまくり。
なんだかんだで弟子や関係者もそれなりの濃い模様。
「やっぱりあんたの子かい」^^;
でもそんな後悔してないだろうってのはいうまでもないと。。。
美術品を専門に狙う、怪盗チェシャ猫が現れた。大胆不敵な犯行はたちまち話題に...。そのチェシャ猫から犯行予告が。標的は画壇の重鎮野上益一郎の主催する「アダムとイヴ・コンクール」。その実力と強烈な個性で君臨する暴君、野上。その妻、娘、弟子、画商、演奏家、様々な利害を持った面々が会場に集まり、そして殺人事件が―。犯人は?怪盗の目的は?ホームズとチェシャ猫が対決する、大人気シリーズ第30弾。
Posted by ブクログ
本を持ってくるのを忘れて暇つぶしに何か読もうと部室の本棚をあさってお借りしたもの。パラパラとめくって文章が少なそうなのを選んだのだが案外これが文章少なすぎて読みにくかった。何より「~~~」と言った。って書き方があまりに多くてあまり読んだ気がしないというか…何作も出してるとそのうち文章もこうなってしまうのかなあと思ういい例。
内容の方も、何だかよくわからないうちに終わってしまった感が否めない仕上がり。しかも中盤まで読んだらチェシャ猫の正体と黒幕の正体がわかってしまって、もうあとはその他の肉付けを楽しみに読んでいたような気がした。それにしても野上益一郎のせいでものすごく登場人物関係が複雑。人物多いだけでも混乱する私にはあまり向かない作品だった。