【感想・ネタバレ】ロジカ・ドラマチカのレビュー

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ネタバレ

合う人を選ぶミステリ。私は大好物。ケメルマンのオマージュ。

「新任警視」の司馬達が再登場。冬の章を、成れの果ての蛇足ととるか、大団円ととるかも読み手次第。私は再び彼に会えて嬉しかった。幸せそうで何より。

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2023年06月24日

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今年読んできた小説の中では最もクセのある作品でした。

警察組織のキャリア男性と言語能力が秀でた女子高生が、日常で耳にした他人の会話の一端を題材にし、それを口にした人の真意を、会話内容のみから互いにロジックを組み立て証明するというゲームに興じる話。

言葉の意味や日本語の文法から論理を構築し合う過程がメインなので、教科書のような内容に辟易してしまう方もいるだろうなと感じる一方で、文法のルールに則って展開する丁々発止なやり取りに面白みを見出せる方もいると思います。

読み手を選ぶ作品という印象が残りました。

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2023年12月09日

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古野まほろさんといったらこのしつこいくらいの確認と推理ですよね。読み慣れていない人はかなり読むのがきついと思います。
古野さんの作品の中でもなかなか上位にくるくらいの好きな終わり方でした。幸せでよかった!と思いました。

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2023年12月03日

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ネタバレ

わたしも、日本語の細かいところが気になってたまらない質なのでとても楽しめました。
登場人物を変えてシリーズ化してもらえるとうれしいです。

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2023年06月13日

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これをすみずみまで納得して理解して読むのには相当の時間と集中力と共感力が必要。緻密なロジックゲーム。
それはそれとして今ちょうど通勤中に新任警視を読み返していたのでタイムリーだった。
25歳だった彼ももう四十路。何があったよ。気になりすぎる。

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2024年04月14日

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神は細部に宿る
17歳の特異な女子高生と、中年警視正の言葉の解釈による対決
設定が異様な上に、細かい解釈と推理は、緊張感がありながらも、どこか没入しにくい
言葉に拘る著者ならではの作品

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2024年02月13日

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いわゆる安楽椅子探偵ものだが、文体のクセが強く読者を選ぶ作品という印象が強い。登場人物たちとのやりとりは読んでいて楽しいものの直接的な楽しさや面白さには結びつかず。自分とは合わなかった。

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2023年12月13日

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推理系のお話は好きなので、ある程度は楽しめましたが、私には難しかった…
1ページ読むのに時間がかかってしまって、読むのが疲れた場面もありました。
ある文章から論理的に推理をしていくという展開自体はとても好きなので、九マイルは遠すぎるも機会があれば読んでみようかなーと…

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2023年12月06日

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「九マイルは遠すぎる」が大好きな人にオススメと聞き購入。
もともと人狼ゲームなど論理的に推理していくものが大好きなので、こちらの文章の細部を検討しながら解いていくミステリーなんてドンピシャで好み!と期待しながら読みました。
ミステリーとしては面白いと思います。
なんとなく予測できた話もありましたが。
楽しかったです。

以下は個人的な感想なので読まなくても良いです。









四十歳のおじさんに恋心を寄せる女子高生という構図が娘を持っている自分には気持ち悪くて、素直に楽しめなかったのが少し残念。筆者もいい歳の元警察官と知りなおさら。
本当に個人的な感想です

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2023年12月03日

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よく喋る2人だなあ。
あと、「あっは、」という笑い方は西有栖宮家の口癖だと思っていたから他のキャラが言ってるのちょっとショック。

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2023年11月22日

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日常で耳にした文章を論理的に解読していく謎解きミステリー(?)
言い回しが独特なので無理な人は全然無理かも。読者を選びそう。私は結構好き。
恋愛を絡めたのはちょっとうーんって感じだったな。恋愛以外がおもしろかっただけにちょっと残念。

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2023年08月30日

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(遅れてきた?)新本格派?による日常の謎ミステリ。

キャリア警視正署長とその仏語の生徒である女子高生が、漏れ聞こえた会話の切れ端からその状況を推理する。

ケレン味やバタ臭さを厭わなければ、内容はそれなりに納得できる。

2人の関係性からして結末は不自然ではないが、どちらにしてもあまり気にする人はいないだろう。

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2023年08月20日

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17歳女子高校生にフランス語を教える警察署長。春から4つの季節を経て二人の未来が重なるまでを、言葉語句を一字一句疎かにしない謎解きで物語る、論理に始まって論理に終わるミステリー。

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2023年08月07日

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