あらすじ
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上野千鶴子先生 推薦!
女性医師が増えて何が悪いか? それどころかよいことだらけ。
そのために女は何をすればよい? 男は何をすればよい?
答えは本書に書いてある。
キャリアをめざすすべての働く女性とそのパートナーの男性に送る実用書。
東京大学名誉教授 上野千鶴子
推薦のことば
私と赤嶺先生は同じ小児科医であるが、ほんの数年前までお互い全く面識はなかった。彼女は「救急医療現場のリーダーシップとフォロワーシップについて研究をしたい」と全国の大学院を調べた上で、私に相談をもちかけてくれた。とても意欲と行動力のある方だなと感心し、重要な研究テーマでもあったので、社会人大学院生として研究をスタートしてもらった。この出版話を耳にした時、いつの間に書き上げたのだろうと驚いた。と同時に、大学院で進めている彼女の研究は「医療界で女性医師が才能とリーダーシップを発揮するにはどうしたらよいか?」という本書の壮大なテーマの1ピースに過ぎないのだな、と腑に落ちた。
赤嶺先生の心に秘めた強い「意志」、それを1冊の本にまとめ上げた「才能」、そして何よりも本書を世に問おうとした「覚悟」に心から敬意を表したい。普段の彼女はシャイな一面をのぞかせる人間的魅力に溢れた方だが、きっと目に見えない「心の翼」を持っておられるのだと思う。彼女と同じように「心の翼」を持った数多くの女性医師が、埋もれることなく羽ばたける環境を整えることが医療界の課題なのだ、と強く再認識した。
失礼な言い方かもしれないが、赤嶺先生はいわゆる功成り名遂げたスーパーレディではなく、成長途上の人だ。だからこそ説得力があるのだ。「あの人の真似はできない」ではなく、「私もできるかもしれない」と思わせてくれるのだ。時に舌鋒鋭い文章は彼女のピュアな心のなせるわざだ。でも、これほど素直に真摯に我々に語りかけてくれた人がいただろうか。女性医師が読むだけではもったいない。すべての女性にも、もちろん男性医師や各界の男性リーダーにも是非読んでもらいたい。「ポスト団塊世代」で「医学部教授集団」の一人である私が推薦文を書くことで、少しでも多くの男性にも読んでもらえれば、幾分かは役割を果たせたと思う。
私たちの大学院生である赤嶺先生と浅川先生の手によって出版されたことを誇りに思い、本書が医療界と日本社会に一石を投じることを期待して推薦の言葉とする。
2020年2月
岐阜大学大学院 医学系研究科 医学教育学分野 教授
日本医学教育学会 理事長
鈴木康之
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
・子供がいる女性医師だけでなく、男性医師も、未婚や子供がいない女医にも、ベテランにも、読んでほしい本。
・様々なことがエビデンスをもとに書かれているが、その中の一つで女性は男性より自信を持ちにくいというデータは納得したし安心した。
→「自分がリーダーに選ばれる選択肢の一人としてキャリアの道に残ることを目標にする」すごく背中を押された言葉だった。根拠もないのに自信を無くしたり選択肢を自ら断つことはしないようにしたい。
・まずは意思決定機関で女性が半数にならなければジェンダーステレオタイプから自由になる日はこない。
・我が家は色々乗り越え今では自慢できる夫、家族になったと実感した。数年前に読んでいたらメラメラ怒っていたかもしれない。
Posted by ブクログ
自分はまだ子供はいないけど、新婚なので今後妊活とかを考える際のキャリアと家庭の両立や気持ちの持ちようについて参考になった
「女性は家庭を守るもの」「女性は自分の要求を通しすぎないもの」みたいなジェンダーステレオタイプはどうしても社会全体に在り続けるんだろう
そこを出来る限りフラットにすべく活動してくれている人は沢山いて、現代は外的サービスとかも充実してきていて職場の環境的にもママ女医が肩身が狭い状態なのは想像していたよりは少ないなと感じるけど、全く無いわけではない
子供の具合が悪くて、、と早退する先輩ママ達は申し訳なさそうであるし、自分も心の中で「申し訳なくて当然、その分制限なく仕事が出来る自分たちが負担を多くになっていて不公平だな、、」と感じてしまった事は事実としてある(そんな風に感じてしまう事が悲しいが思ってしまった)
「すみません」という言葉が必要なく、「子供が具合が悪いので休みます、この仕事は〇〇さんにお願いします」と頼める社会がいいんだろうな
ただそこで発生する等価交換的な仕事の負担の取引はどう捌けばいいか、、、
そこはママさんが働ける時に「この間これをお願いしたからその分今日は自分が多く働くね」とカバーするしかないのだろうか、ただそれはママさんがめちゃくちゃ頑張ってる状態でママさんへの負担は増えている気がする
ここに関しては何か良い案ないかよく考える
脱線したが、自分の意識も含めて根本から差別的な意識やステレオタイプを消すことは出来ないと思う
ただ、それを心の中で感じたとしてもスッと浄化させ、感情とは別で理論的に冷静に考える事で心穏やかに周囲に対応する事は出来る
その訓練の一助としてこんな社会の中で要領良く生きるための参考になったと思う
ここからはこの本を読んでの自分の今後の心持ち
とりあえず、これから長い人生のパートナーである夫には、家事の細かい事を注意したりはせず、何かしてくれた事があったら沢山褒めて伸ばそうと思った(より家庭内のことをやる気になってもらうため)
自分がごきげんでいる事が大事だね
そのあたりの自分の感情をコントロールしなきゃいけないのはやや癪に障るけど、いかにパートナー含めて周りを上手く利用できるかが腕の見せ所だね〜
ただそれで自分がつらくなる時は素直にヘルプを周りに出す(慰めてほしい、褒めてほしいを言葉に出す)
察してムーブする方が周りにとって負担だから