あらすじ
母を病で失ったバレ伯爵家の長女、エミリエンヌは伯爵家で孤立していた。
冷たい家族に余所余所しい使用人、そして遠い異国の地にいる婚約者。いっそ修道院へ入ろうかと考えていたところに、婚約者であるベルナールの帰国を知る。
近いうちに会いに行くとのメッセージを受けとったエミリエンヌ。
だが、彼に一目惚れした異母妹から婚約者の座を譲るよう迫られ、もう期待したくないと父に判断を委ねてしまう。
一方、バレ家でエミリエンヌを孤立させようとする義母に怪しまれないよう、義務的な婚約者を演じていたベルナールは、ようやく妻として迎え入れられると楽しみにしていた。
しかし、そんな中もたらされたのは婚約の破談とエミリエンヌが修道院へ入るとの噂で……!?
感情タグBEST3
ヒーローの溺愛MAX
ヒロインの母が亡くなってから、義理母の仕打ちは酷く、妹も傲慢に育ちましたが、一時期は父親も自分の立場から逃げていましたが、思ったよりも真っ当な父親で安心しました。対応もしっかりしており、ヒーローと父親、ヒーローの母とでしっかりとヒロインを、助けて安心して読むことができました。
匿名
父親が情けなすぎる
愛する妻が4歳の娘を遺して病死。
嘆き悲しむ気持ちから、妻によく似た容姿の娘を目にするのが辛いと、厳格な教育者の叔母に託して、放りっぱなし。
父親は跡継ぎのために後妻を迎えて、妹と弟が生まれてから家に戻されても、居場所はないし、友人もいなくて。
全くフォローしない父親サイテー
短いお話なのでサラッと読めます。短さゆえにキャラの心情には深入りできませんでしたが。ほぼヒーローのヒロインへの溺愛でした。もう少しページ数があったらもっと深い話になったでしょうね。
