【感想・ネタバレ】暗殺までの15328日 五代目山口組 宅見勝若頭の生涯のレビュー

あらすじ

武闘派ヤクザとは一線を画す経済ヤクザの象徴として、今もなおカリスマとして語り継がれている宅見勝。
小柄で華奢な体格、気弱な少年時代に遭ったイジメ、有名進学校への入学など、
およそヤクザ社会とは無縁の堅気生活を送っていた男が、いかにして日本最大のヤクザ組織である山口組ナンバー2の地位にまで昇りつめたのか?
巨大抗争、内部争い、経済界への進出など、その波瀾万丈な極道人生を時代を読む先見の明と天才的なシノギの閃き、知略家としての人身掌握術で裏社会を席巻していった。
極道に人生を捧げ、暗殺という衝撃事件で人生の結末を迎えることになった激動の生涯が明らかになる!!

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Posted by ブクログ

先日紹介した本の前に購読したもので、こちらは暗殺された側の宅見若頭の生涯に焦点を当てたもの。
「日本最大の暴力団ナンバー2=粗暴で危険」という先入観があるが、この方はいわゆる「経済ヤクザ」のはしりで、頭脳明晰、人心掌握術、交渉力に秀でており、ナンバー2まで短期間で上り詰めた理由がよくわかる。
それが裏社会であってもトップに立つ人物から学ぶべき点は多い。

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2012年04月07日

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