あらすじ
日本人トップ1%の大富豪の著者があかす
億万長者になれる3つのステージアップ術
お金持ちの人とお金持ちではない人の“中身”はそう変わりません。
ずば抜けた才能や、恵まれた環境など関係なく、
お金持ちになることはできるのです。
では、お金持ちになった人は何をしたのでしょうか。
それは「お金の引力」を高めたから。
このお金の引力とは、短期間であっという間にお金が増えたり、
楽して稼げるようになったりする方法ではありません。
長期的に資産を築いているお金持ちは、
段階ごとに「お金を増やす方法」を変えていきます。
年収200万円以下の人が年収450万円を目指すのと、
年収2000万円の人が年収1億円超を目指すのとでは、
そのやり方は違うのです。
本書ではこの段階ごとに
「マインドのつくり方」「仕事の向き合い方」「お金の知識」をお伝えします。
これが、お金の引力を高めることになり、
富裕層へのステップになるのです。
著者の末岡氏は、もともと預金残高391円だったところから
年収1億円、資産10億円という、
日本人のトップ1%に入る大富豪にまでなりました。
その秘訣は、段階ごとにお金の引力を高めてきたからなのです。
本書でお伝えするお金の引力を高めることで、
単にお金をたくさん持っているお金持ちではなく、
お金と時間と場所から開放され、人生の夢をかなえ、
多くの人から愛され、
自分の生み出した富を多くの人に還元している
本当のお金持ちになれるでしょう。
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Posted by ブクログ
これはたいへん良書!
お金の初心者には是非オススメしたい。
初心者だけではなく、中級者以上にもオススメ。資産を作り始めた頃の、初心に戻るような読書体験。
まず筆者の語り口が良いよね。優しいんだけど、必要なことはしっかり言う感じ。
筆者はかなり貧しい状態から、試行錯誤を重ねてお金持ちになっていった。
その過程が具体的に、分かりやすく書かれる。
こういう本にありがちな、詳細を誤魔化すようなことはしない。そういう本って、ちょっとグレーゾーンなことをしてたり、結局実家が太かったり、参考にならないこともある。
けれど、この筆者の言う事はとてもマトモ。
低年収のうちは仕事を頑張る、というのは本当にその通り。
それ以外にも、以下のような解説が為される。
結果のわからない努力をする 何が成功に結びつくかは事前にわからない
誰かと生きるとお金がかかる ただし、稼ごうという気持ちも強まる つまりお金の引力が高まる
給与の増え方には限界がある 無駄な出費を減らすことも大事
筆者の理想のお金の使い方は、浪費1・消費6・投資3
自分にとって大事なものとは、自分にエネルギーをくれるもの それがないと、お金を稼ぐエネルギーも減ってしまう だから、お金を稼ぎ始めたら立ち止まって考える
どれも大変納得感があり、全体を通して非常に良書だった。
Posted by ブクログ
お金持ちになるために大事な要素として「マインド」「仕事」「お金の知識」があるが、この本は「マインド」に重点を置いて気づきを与えてくれます。とても勉強になったので、私も実践することにしました。
① お金の引力を高めるには必ず「段階」がある。そのためには
○ 成功者の行動を忠実に真似する
○ 結果が出るまで真似をし続ける
② 「マインド」を変え、「仕事」を見直し、「お金の知識」を身につける。
③ 「夢に予算を付ける」お金の使い道に夢があると、お金は増えやすくなる。
④ 一番最初にやらないといけないことは「自分はお金持ちになる」と決めること。渇望する。
⑤ 「目標達成シート」を作り、絶えずアップデートする。具体的に、いつまでかの期限を決めて。
⑥ 走り始めがとにかくキツい。だけど「ずっと信じ続ける者が、勝者となる(ナポレオンヒル)」
⑦ 自分以外の誰かのためなら、人は力を発揮し、続けられる。
⑧ お金に近づいて欲しいなら、こちらからお金に気を向ける。「1ヶ月の生活費はいくらか?」即答できるように。自分の家計をPL、BS、CFで見る。
⑨ お金の美しい使い方をする。小銭とはサヨナラをして、寄付をする。
⑩ 本当のお金持ちは、本気で社会を良くしようと考えている。まずは相手にとっての「大事な人」になる努力をする。