【感想・ネタバレ】殲鬼戦記ももたま 10巻のレビュー

黒乃奈々絵

ついに完結、学園御伽話型アクションファンタジー 永きに渡る負の連鎖、殲鬼師VS鬼の歴史に、終止符が打たれる刻が訪れるのか!? 黒乃奈々絵が描く究極のアクションファンタジー堂々の完結。

[ブクログ · ★★★★★]

最終巻、オールスター、大団円。

香椎の突然のチート主人公っぷりにお腹がいっぱいです。ちくしょう、お幸せにな！
九世も出番は少なめながら、大事なところでしっかり主人公らしく決めてくれました。やはり本作一番のイケメンは彼かと。

もう一組の主人公たちの救済の物語だったのだなあと思いました。
二人が解き放たれて、人らしい優しくて穏やかな人生を歩むことを願います。

黒乃先生、素敵な物語をありがとうございました。10年間本当にお疲れ様でした。

[ブクログ · ★★★☆☆]

想像以上にやおいでした。
話自体は綺麗に纏まってたんだけど、なんというか流れが速すぎる気もした。連載自体はすごい時間かかってるんだけど…（1巻から10年くらい経って漸く完結）
設定も幾つかうまいこと使いこなせてないというか、もうちょっと色んな人に話を拡げても良かったのではないかと思う。うーんでもそうすると話が散漫かなあ。
悪くはなかったんだけど、なんとなく勿体なさを感じた作品だった。