あらすじ
徳川将軍家15代の歴史は、大奥の女たちを抜きにして語ることはできない。将軍の世継ぎを産むだけの存在ではなく、表の政治にも密接に関わることで、歴史を動かし、時には大きなスキャンダルを起こすこともあった。大奥はいつできたのか? 実際の仕事とはどのようなものだったのか? 給料は? 日常生活は? 引退後の生活は? ベールに包まれているからこそ興味津々の大奥の深奥を、コンパクトにまとめた一冊。
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Posted by ブクログ
江戸女推奨派(なんだそれ)として、手にとってみました。今、ドラマや漫画、映画なんかで流行ってる『大奥』について、手軽に読めちゃうのがいいかも。さらっと読み終えました。
Posted by ブクログ
マニアックすね~。大奥にそこまで惹かれない自分としては、ここまでマニアックに追求するニーズが不思議。女性に人気が高いんでしょうか。日本史の表舞台のことももう、結構な勢いで忘れてしまってるから、それぞれの時代性がすぐには思い浮かばない、ってのもイマイチ楽しめなかった原因かも。大奥の前に江戸の歴史から見直す必要あり、って思いました。
Posted by ブクログ
作者はドラマ、映画の「大奥」の鈴木由紀子さん。
青森はフジテレビ系のテレビ局がないので、ドラマはお昼の帯放送と、スカパー!で見ましたが、大奥という世界が時を越えても女の心を魅了するのはなぜか・・・
この本では数少ない資料から、「大奥」という女性専門機関の姿をあぶり出し、徳川幕府の歴史の陰をも見せつけています。
小説では描ききれなかった部分を新書で書いているようなのですが、小説を読んでいないので比較ができず何とも残念です。
機会があれば是非小説版も読みたいと思います。
でも大奥の衣装代はどうやって捻出したんだろう・・・お支払いは現金で?
この本を読んだら江戸時代の金融や流通についても知りたくなってしまいました。