【感想・ネタバレ】この人と結婚していいの?のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

結婚カウンセラーである著者が、男女の間に発生する問題の原因や対処法について述べています。

私自身も結婚1年目であり、共感できることが多く、今後の結婚生活に向けて勉強になるものでした。

男性と女性とでは考え方に大きな違いがあり、それを知ることで衝突を避け、困難に対処できるというようなことが述べられています。

ひとつ印象に残った言葉が「結婚とは理想的な人になること」というものです。

相手に「こうしてほしい」「こうなってほしい」と自分の理想を押し付けてはいけない。

相手にとって理想的な人になるよう努力すること、それをお互いが共通認識として持っておくことが、良い夫婦関係を築くために必要なのだと考えさせられました。

0
2020年03月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

結婚前でも結婚後でも参考になります。
よく性格の不一致とかいうけどそもそもそのすれ違いを理解するのには男女には色々差があるのでそこを互いに理解しあうことで、すれ違いも解決しそうです。

男女は違って当然。違うからこそ拒否せずに尊敬する
男は目標達成思考の事実を表明する裁判官、女は同情と感情を共有したい体温計
男はウルトラマン 自分は正しいから基本的に謝ることはない
女性の発言にせめられていると感じる泣くと男はパニック家は休むとこ。一人も大切
遅く帰っても責めない
称賛で迎える。自分から殻を捨てるにを待つ
宿敵は非難
常にウルトラマンでいられるサポータになる

女性はシンデレラ
いつでm愛されていたい安心が欲しい
不安や気持ちを吐き出して共有してほしい
女性のストレス発散は話すこと

旦那には仕事の助言はしない方がいい

恋人同士は共通点や好きなことに焦点がいくが
結婚すると共通点より違いばかりに目がいってしまう

結婚すると互いが違う生き物だと発見していやと思うこともある。でもそれは違いであって悪いことではない。常識が違う。話し合いが必要

結婚したら独身時代のような自由はない
変わらなければいけない
帰宅時間を確認されて監視されているよう
生活パターンを変えずに掃除洗濯家事やってくれる妻がおまけでついてくるわけではない
相手が合わせてくれるわけではない
自分の人生は相手のもの
性生活の不一致
言いたいことは結婚前に

何かあったら最初に相談するのは結婚相手
父母から離れる
それぞれ育った環境や常識、価値観は違う
それに左右されず。結婚するのは本に同士

女性にとって電話はかけてくれることで存在が大切にされていると感じる

他人である二人が同じ家で生活していくにはけしてわかりあえないものがある
直面したとき乗り越える方法はゆるすこと

相手は何をしているかわからないのだという認識にたつことで怒りが軽減される

自分の尺度、価値観、常識、フィーリングから1歩身を引き互いが自分という基軸を横におき、共通の赦しの土台に行き着くときのみ真の和解となる
違うからこそ尊敬しあい赦し会うことを学んでいく感情的になって互いを責めると自分が求めることからより遠ざかる
良いところを称賛すると求めてる相手になる

0
2018年08月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

3.5
男女の思考・行動の違いを分かりやすく解説。結局は結婚してからが大事のよう。結婚前だけでなく、倦怠期、破局寸前の夫婦にも意味がある内容。シーン別の対応などもありなかなか面白い。男は裁判官で事実発見型。常に事実を発見しそれを表明したい傾向。ハンターで目標達成思考。態度が変わるのは目標が変わったため。往々にして家庭を支えるために仕事に打ち込む。女は体温計で直感型。その時々でどのように感じているかという気持ちを大切にする傾向。
女性の態度
男性はウルトラマン。結論が見えない話は3分程度しかもたない。女性は話し始める前に「これこれの話だけど5分くらいいいか」「長いけど聞いていくれる」などと言うとよい。帰ってきたときに「どうして遅かったか、電話くらいできないのか」ではなく、戦場から帰ってきた夫に賞賛を与える。賞賛されることを愛し非難されることを嫌う。仕事や得意分野で頼まれてもいないのに女性から助言されたくない。男性にとって女性の基準は底なし沼でやればやるほど高いことを要求してくるように感じられ自分の力の限界を感じる。帰宅時の心構え:①英雄のように迎えることを意識②鎧を脱ぐのに20分はかかるので早急に話を切り出さない③お茶を入れる、テレビをつけても文句言わない④今話してもいいと聞く。⑤不安なときこそ1呼吸。ハンターである男性はデートしなくなりがちだが、週に一度あるいは月に一度でもいいので、二人だけの時間をつくる。女性である自分を意識させないと、オバサン化や外に女である自分を発見する旅に出る。ノンセクシャルなスキンシップが重要。一日に8-12回らしい。
男性の態度
女性はシンデレラ。基本的欲求としての安心。1日3回の電話が2回に減ったら不安になる。夫の帰宅時間が遅くなったら不安になる。安全志向のなせる業。客観的事実よりも主観的感情が優先される。彼がもし私を愛しているなら私の気持ちを理解すべきだし理解できないなんておかしい。愛がないからだ。と考えがち。感情的方法によって伝える必要があり、愛していると言葉でいうべき。セミナーを受けて13年目にして初めて言ったところ「頭がおかしくなったの」と返ってきた。恥ずかしさのあまりどのように電話を切ったかも覚えていないが、彼女にしてみれば13年間一度も言われたことがない言葉でどう反応していいのやら。が、家に帰ったら彼女は顔は笑顔で一杯だった。家で無口になる傾向があるが、コミュニケーションが最低1時間は必要。朝10分、電話10分、夕食20分、寝る前20分。理知的な会話をしがちだが、どうでもいいことを話せばよい。会話の内容ではなく会話していることが重要。見つからないときは聞き役になり質問する。今日はどんな一日だった?帰宅時の心構え:①ドアを開ける前に精神的交流が必要であることを意識する②ただいま発言と頭をなでる肩に手を置くなど③今日はどうだった?④すぐにTVつけたり着替えないで話を聞く。ストレス解消法の違い。男性は思考して論理的に解を導き安心感を得るが、女性は話すことで解消し解放を得ようとする。非難されたとしても、誤りや弁解を本質的に求めているわけではなく、共感を求められている。「わかるよ、その気持ち」
破局へのステップ。①相手への尊敬喪失②相手に失望③怒り発現④相手を拒否⑤触られるのが嫌⑥夜の生活なくなる⑦会話が成り立たなくなる⑧距離を置きたくなる⑨感情が薄れる⑩ばからしく思う⑪気力が失せる⑫将来の希望を失う⑬あきらめる⑭離婚
サインに注意。帰っても反応がない、肩に手を置くとビクッと萎縮する、部屋の角にいる、いちいち反論する、突然だんまりなど。話したくないと言われたとき、話をしないでいると悪化。話したいけれど、夫に対する不満が話したくないと感情的な発言になっている。
女性はPMSと戦っていることを理解する。PMS時に重要決断は要注意。そばに男性を置いた方がよい。プリマリタルカウンセリングで、結婚の概念、男女の違い、愛、お互いの常識の違い、経済観念や性意識の違いなど学んで、結婚生活への準備をする。結婚は二人が1つになること、理想的な人はいない、理想的な人になること。これをお互いが認識している必要がある。どんなことでも二人で相談すること。コーヒーカップ1つとっても。

0
2018年10月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本書の著者石井希尚氏は、キリスト教会の牧師として、結婚前のカップルに男女の考え方の違いやそれに基づくパートナーシップの構築の仕方についてカウンセリングを行っている方です。

本書のタイトルは「この人と結婚していいの?」ですが、実は本書は「結婚する前に相手が自分にとってベストの人かよく悩め」ということを勧めている本ではなく、「この人(人生のパートナーと決めた人)と幸せになる」→「ではどうすればいいか」ということを書いています。

著者の言いたいことは大きく分けて二つ。

一つは、「男と女ではものの考え方、感じ方が違うので、夫婦はそれを分かったうえでお互いにコミュニケーションを図り、共通の認識、目標・希望を持ち、お互いに歩み寄って問題や擦れ違いを乗り越えて、人生を生きて行こう」ということを勧めています。

ここでまたいつもの私の好きな歌のフレーズ「♪わーたしにはスタートだったの、あなたにはゴールでも~(『何も言えなくて…夏』byJ-WALK)を歌いたくなりますね(笑)。

もう一つは、結婚の際に(できれば結婚の前に)、自分のパートナーと、お互いの考え方や価値観を確認しておき、相手を正しく知っておくことが必要だということです。(著者は、結婚を考えていても、ここで相手とのすり合わせができなかったら、結婚にNOということも必要とも言っています)。

本書は前者の方に圧倒的な比重が置かれており、特に、キリスト教の神は男と女を違うように創り給うたという考え方?に基づいているからか、男女のモノの見方、考え方、感じ方、コミュニケーションの取り方を明確に区別して、それに基づく、主としてコミュニケーション面のアドバイスをしています。

私は平均値で、又は総体としてみれば、男女の違いもうなづける点もあるのですが、個人差も結構あるよな~と思うので、少なくとも本書においては、置かれている比重こそ小さいですが、後者の点の方が大事かなと思います。

ただまとめると結局は、「結婚前であれ、結婚後であれ(男女間のものの見方、考え方がどれくらい明確に異なるかはともかく)、お互いにものの見方、考え方、感じ方、価値観などを良く理解し、できれば尊重し、ある程度の違いならば歩み寄って、同じ方向を向いて人生を歩んでいけることが必要だ、という、当たり前のことになるのかもしれませんが。

いずれにせよ、本書は、これから結婚をする方には、ぜひご一読いただきた本ですね。

0
2014年05月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

付き合い始めは相手を第一にと思いやれるのに、
いつの間にか「分かっているでしょ」と思い込んで
その関係性に甘えてしまいがち。

が、お互いを理解して支え合ってよい関係を保っていくためには、
それぞれが「いかに違うか」を知ることが大切ということ。

そして、「男」と「女」のおそらく生物的なところからの
違いが分かりやすく書かれていて、非常に勉強になった。

私自身は自分を男っぽいと思っていたけれど、
シンデレラシンドロームをたしかに持っているし、
ウルトラマン症候群でいろいろ納得。

夫婦が何十年もうまくやっていくには、
努力しなくちゃいけないなあ。

そして、自分が結婚する前には、
プリマリタルカウンセリングを受けたい。
お互いの考えを徹底的に話し合うのは大切。

0
2021年01月31日

「エッセイ・紀行」ランキング