【感想・ネタバレ】ヒトはどこからきたのか――サバンナと森の類人猿からのレビュー

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Posted by ブクログ

ヒトの成り立ちよりも日本の霊長類学の成り立ちや現在についての比重が多め。それはそれで面白いが期待していた内容と違うのは少し残念。あとがきの卒直さがいちばん面白かったかもしれない。

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2023年06月04日

Posted by ブクログ

対談形式にして読みやすくしたのかもしれないけど,学者と学者の,研究の進め方の話になっていって~タイトルの答え乃至仮説はP12「類人猿やヒトの共通祖先は乾燥帯,あるいは森と乾燥帯の境界あたりで生息していて,ヒトの祖先はそのまま乾燥帯に残り,類人猿はモリに入り込んだのではないか。私はヒトが乾燥帯にいられたのは,肉食が始まったからだと思います。移動しながら植物を採集し炊いたのが,動物タンパク質に依存できるように進化したからこそ,乾燥帯で住み続けることができたのではないでしょうか。」~まあ,好き勝手なことをやってきて,それを許す環境があって,金を引き出す能力があって,彼の人生が成り立ってきたような気がするな。父親もほぼ同分野の研究者で,父と呼んだり,伊谷さんと呼んだりで分かり難い。この企画を持ちかけた三砂さんは疫学・母子保健の研究者。京大の霊長類研究所は不正経理や論文捏造で解散されたというのは初耳だ。日本モンキーセンターは名鉄が金を出したらしく,そのほかにも資金提供してくれる会社がいるんだ。へぇぇ。ボノボとピグミーチンパンジーが同じものだと確認できて良かった

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2024年03月12日

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