あらすじ
エリート街道から脱落し、特技のヴァイオリンで日銭を稼ぐマスミ。バイト帰りに駅の階段から落ちた彼女は、気がつくと異世界にいた!
さらにはスパイとして騎士団に捕まってしまう!
当然、弁明を試みるマスミだったが、騎士団長アークに詰め寄られ、疑いは晴れないまま……。
すると、ヴァイオリンに目を付けたアークから、スパイ容疑が晴れるまでは騎士団で「楽士」として働くよう求められる。
なんと、そこはヴァイオリンの演奏で魔力が回復する世界だったのだ!
行き場のないマスミは要求を受け入れ、早速仕事に取り掛かることに。
しかし初仕事を前に、楽士の仕事は騎士の魔力が大きいほど過酷だということ。そして、彼らが「最強」ゆえに楽士に逃げられ続けた騎士団だと発覚して――!?
訳ありヴァイオリニストが最強騎士団を救う『異世界再就職物語』、開幕!
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ふ~ん
異世界へ転移したことになかなか気づけなくて、会話が平行線になることも多くてまどろっこしいところもありますが、リアルな反応だとも思います。にしても、ヒロイン強気。言葉のバトルが度々あり、それで相互理解を深めている様子。
クラシックの曲解説や朧月夜の時代背景とか、そこまで要るかなぁ?とりあえず、作者さんはそう捉えているのね、と流して先を読みました。
第四騎士団に感情移入していって、最終的には自分の意志でここに居ようって決めたヒロイン。1巻はそれで終わり。2巻も途中までみたいですね。