【感想・ネタバレ】びんぼう草のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

7つのお話からなる短編集。
なんだか懐かしい雰囲気が漂う。
阿部寛さんがメンズノンノモデルのときかしら?ナンノちゃんや浅香唯ちゃんなどがアイドル全盛期のころかしら?
そういったワードがちらほら。

そして、たくさんの個性的な人たちが出てくる。少し前に読んだ『パンとスープとネコ日和』とはちょっと違う、より"我"の強い、年齢も様々でパンチの効いた登場人物多めだった。

「友だちの子供」のタカシくんがなにしろ強烈なキャラクターで親泣かせ。
私も子育てでヘトヘトになってた時期はあったけど、そこまではなかったよ…と思った。
その話の最後に"私のほうが幸せ"という文章があったけど、読者にもそう思わせる作戦だったのかな、群さん。

働くことも大事だけど、自分を見つめ直す息抜きの時間も人生には必要だよね。
そしていろんな人がいて、いろんな考えやクセがあるんだって広い心を持ちたい(だからといって全てを受け入れるわけではなく嫌いなものは嫌いと言っていい)。

解説は内田春菊さん。お子さん4人いらっしゃるんですね!たくましい!

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2022年02月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

30年前に書かれた本(1990年11月単行本刊行)なので、平成生まれの人にはちょっと理解出来ないかも。
あの時代のサラリーマン、BG(ビジネスガール。OLの前身)が働く環境、当時流行った(?)訪問詐欺、カセットテープ、ビデオデッキ…昭和だ…。
周りに流されない、自我を持った、個性的な女性ばかりで面白かった。

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2021年06月26日

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